昨晩は富山県の富美菊酒造株式会社さんが醸す、羽根屋(はねや)「純米吟醸」プリズム究極しぼりたてをいただきました。
煌火(きらび)が※1.Best of the year 由紀の酒になってからは、他のスペックも出来る限り飲んでみたいと思っていましたが、このプリズムだけはタイミングが合わず、なかなか入手できませんでした。先日の東京出張でようやくめぐりあえたので購入してきました。今までに、Pink Label、Blue Label、Violet Labelと出ているようですが、これはGreen Labelです。
撮影が大変です。白のグランドに銀の箔なので、文字が非常に写りにくい。。レフ板の置く位置によっては、その陰が写りこんでしまいます。前面からも光を当て、たてに入る陰を消しております。
さて、このお酒のスペックは煌火(きらび)と変わりありませんが、搾ってから出荷までのことが裏ラベルに書かれていました。その文言を抜粋いたします。
しぼりたてのフレッシュな美味しさを完全無濾過、最短時間で封じ込めた究極しぼりたて。ジューシーさと複雑に織り成す芳醇な味わい、それはまるで七色の色彩を放つプリズム。完全無濾過の酒を1本ずつ手詰めしているため、1本ごとにボトルバリエーションがあり個体差がございますことをご了承くださいませ。
なるほど~、1本ごとの個体差♪。まさにその1本との出会いですね。
上立ち香は心地よく華やかにメロンのように香ります。勝手に搾りたてということで、マスカットを連想していましたが、もう少し上品なイメージのメロンでした。もちろん、これはこれで我が家好みのとてもいい香りです。
含むと、これまた想定していたピチピチシュワシュワのガス感とは違い、落ち着いた羽根屋らしいピュアな甘みが、のっけから広がります。思わず頬が緩む。
もう一度注意深く含む。いい甘味だなぁ♪。搾った後の時間を短縮することで得られたものは、まさにピュアな甘味!。この辺りは口上の“複雑に織り成す芳醇な味わい”とは少しイメージが違うが、これも個体差でしょう。不必要なものが混入することなく、喉まで届いたかのようです。
後半は程よく余韻を残し、ほんの少しだけ羽根屋の世界観を追記してくれます。旨いっす。「最短時間で封じ込めた究極しぼりたて」、この言葉からの問いかけに※2.的を得た瞬間でした。
※2 的を得る:正鵠(的の真ん中)は失ったり得たりするという古来の記述から、三省堂国語辞典にも2014年に掲載され、「的を射る」の誤りとしていたことを訂正したんだそうです。国語って難しいっすね。
羽根屋(はねや)「純米吟醸」プリズム究極しぼりたて データ
醸造元 | 富美菊酒造株式会社(富山県富山市) |
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使用米 | 国産米60%精米 |
アルコール度 | 16度 |
杜氏 | 羽根敬喜(兼蔵元) |
製造年月 | 2016/06 |
容量 | 720ml |
価格 | 1,700円(税別) |
購入 | はせがわ酒店 |
羽根屋(はねや)「純米吟醸」プリズム究極しぼりたてに関するリンク
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