昨晩は新潟県の石本酒造株式会社さんが醸す、越乃寒梅(こしのかんばい)「普通酒」亀田郷大江山産をいただきました。
大江山村は市町村合併前の石本酒造さんの住所で、このお酒はこの地でとれた五百万石のみで醸されています。
これまで普通酒には新潟県産のこしいぶきなども使われておりましたが、27BYから全量酒造好適米仕込みを達成され、その記念酒という意味合いも込めて、今期は地元限定で販売されております。
初年度と言うこともあり、大江山産の五百万石の収量の関係で、地元でも新潟市江南区・中央区・東区の特約店に限定されています。
裏ラベルにも、
越乃寒梅の地元、大江山産の酒米「五百万石」を100%使用したお酒です。地元のお客様にお楽しみいただきたく、日頃の感謝の気持ちを込めて昨年仕込みました。越乃寒梅として「全量酒造好適米仕込み」を達成した2016年販売の記念酒です。
とあります。地元のお客様ではありませんが、お許しください。
上立ち香は非常に穏やかながら心地よく、白桃を思わせるように香ります。吟醸酒グラスに移し、ヘッドスペースのある状態でスワリングして見つけた香りです。食中酒に最適な度合いと思われます。
含むと、おお、綺麗。いわゆる「普通酒」にありがちなネガティブなものは何もありません。非常にほっそりとしたラインの旨みを見つけるやいなや、収束している感じです。
もう一度注意深く含む。何ともスムースにするすると入ってきます。抵抗感のない喉ごし。越乃寒梅の普通酒に対する本気が伺えます。旨いっす。
人肌まで燗にしてみました。ほんのり揮発感。スッキリさはさらに鋭く、より軽くなった印象すらあります。こちらも旨いっす。越乃寒梅に求めるものの勝手な思い込みもあるかもしれませんが、オススメはやっぱり冷酒かな。
越乃寒梅(こしのかんばい)「普通酒」亀田郷大江山産 データ
醸造元 | 石本酒造株式会社(新潟県新潟市) |
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使用米 | 新潟県大江山地区産五百万石58%精米 |
日本酒度 | +6 |
アルコール度 | 15度 |
杜氏 | 古川原行雄(野積杜氏) |
製造年月 | 2016/09/23 |
容量 | 720ml |
価格 | 960円(税別) |
購入 | 小島屋酒店 |
越乃寒梅(こしのかんばい)「普通酒」亀田郷大江山産に関するリンク
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越乃寒梅(こしのかんばい)「普通酒」亀田郷大江山産に関するブログ
2005/03/01 越乃寒梅(こしのかんばい)「普通酒」白ラベル
越乃寒梅(こしのかんばい)「普通酒」白ラベル
新潟県の石本酒造さんが醸す、越乃寒梅(こしのかんばい)「普通酒」白ラベルを飲んだ感想。大吟醸を飲んでいるのか?と疑うほど綺麗で、これぞ端麗辛口!ってな感じでスッキリと飲ませてくれます。
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