昨晩は宮城県の株式会社一ノ蔵さんが醸す、一ノ蔵(いちのくら)「発泡清酒」すず音Wabi(わび)をいただきました。
っと、飲む前に撮影タイム!。これまた、花めくすず音同様に簡単ではありません。瓶の透明度を表現したい由紀の酒従来の撮影方法の場合、前面の刻印されている部分の見栄えが悪いので、バックライトを暗くして撮影したものと、通常通り撮影した写真を合成いたしました。
見栄えはどうでしょうか?。瓶の撮影もなかなか難しいものです。
さて、このお酒、すず音との違いは「うすにごり」となっているすず音に対し、濁り部分を取り除くことで、よりクリアな仕上がりとなっているようです。
この手のタイプのお酒も好きなんですよね~。これまでもいろいろ飲んできましたが、特にすず音は発泡清酒の先駆けと言っても良い位置づけのお酒です。IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2015においても最高賞(トロフィー)を受賞しているだけに楽しみです。
瓶に刻印してある商品紹介では、
本品は、米で造った発泡性の清酒です。清らかで澄んだお酒の中に、繊細な泡が立ち上がります。フルーティーな香り、すっきりと軽やかな味わいをお楽しみ下さい。
とあります。はたして味わいもクリアとなっているのか?
上立ち香は、穏やかながら心地よくライチのように香ります。結構しっかりした果実のイメージがあり、我が家好みのいい香りです。
含むと、シュワっと来た♪、っとその直後にスッキリとした甘さが、いかにも爽快。ゴクゴクいくにはもったいないが、酒の嫌なところがないのと心地よいのど越しで、グラスが空くのが速いこと速いこと。ん?飲み比べているわけではないので以前の記憶とではありますが、通常のすず音との差が思い浮かばない。
もう一度注意深く含む。薄濁りかクリアタイプかの差は、炭酸でマスキングされ大きな違いとはなっていないよう。もともとすず音は、米っぽさと言う点では松竹梅白壁蔵の「澪(みお)」MIOスパークリング清酒と比べても少ない方だが、より清酒っぽさを感じさせない仕上がりに僅かになっているかな?。それにしても飲みやすい♪、旨いっす。
こうなると、実際に飲み比べてみるべきでしたが、その差が僅かということになると、価格差が気になるところ。容量が違うので通常のすず音の300mlに換算すると、wabiは800円(税別)。すず音の715円(税別)と比べると85円差となります。ゴクゴク飲みたいということを考えると…。皆さんはどう思われますか?。澪を含めた価格差はここでは別物ということで言及しないでおきます。
一ノ蔵(いちのくら)「発泡清酒」すず音Wabi(わび) データ
醸造元 | 株式会社一ノ蔵(宮城県大崎市) |
---|---|
使用酵母 | 協会901号酵母 |
使用米 | 春陽・トヨニシキ65%精米 |
日本酒度 | -90~-70 |
アルコール度 | 5度 |
仕込水 | 大松沢丘陵地伏流水(軟水) |
杜氏 | 門脇豊彦(南部杜氏) |
製造年月 | 2016/07 |
仕上年月日 | 2016/10/06 |
容量 | 375ml |
価格 | 1,000円(税別) |
購入 | はせがわ酒店 |
一ノ蔵(いちのくら)「発泡清酒」すず音Wabi(わび)に関するリンク
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