日本酒ブログ(由紀の酒)で良く読まれている記事を、解析期間を一年に絞ってランキングにいたしました。記事自体は三年前までとし、それ以上古いものは省きました。また、コラム的に書いた記事が圧倒的なページビューを稼いでいますが、そんな記事はサイドバーでいつも紹介しているのでこれも省き、単品の日本酒紹介記事だけに絞りました。
以前もこのタイトルで記事をUPしておりますが、WordPress Popular Postsと言うプラグインを利用して自動集計しておりました。サーバーへの負荷が非常に高くなってしまったので、今回は2017年バージョンとして手動で作成しなおしました。
日本酒ブログ(由紀の酒)記事ランキング2017
第1位
蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空(くう)マニア 39,008PV
愛知県の関谷醸造株式会社さんが醸す、蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空(くう)の紹介です。この記事を書いている2016年04月現在でも入手困難なお酒であることに変わりはなく、酒販店さんの店頭にメーカー希望小売価格で単品で並ぶことは非常に稀な人気のある日本酒です。
第2位
梵(ぼん)「純米大吟醸」超吟2015 11,992PV
福井県の合資会社加藤吉平商店さんが醸す、梵(ぼん)「純米大吟醸」超吟2015を飲んだ感想。想定よりも力強く世界を広げます。しかし、がばっと両手を大きく広げたわけではなく、脇は締まっており可愛らしく肘が脇腹についている。
第3位
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」寒造早槽48しぼりたて生 7,953PV
山口県の旭酒造さんが醸す、獺祭(だっさい)「純米大吟醸」寒造早槽48しぼりたて生の感想。これだけ旨いのなら「もう50でいいんじゃね?」と思ったり、「さすがの美しさ、やっぱり39も捨てがたいなぁ」と引き戻されたり。今回はその両方を味わったような、得した気分のクリスマス。
第4位
飛露喜(ひろき)「純米大吟醸」 7,534PV
福島県の廣木酒造本店さんが醸す、飛露喜(ひろき)「純米大吟醸」生詰の感想。この酸は、アリナミン7のCMの山本彩ちゃんだ。何とも印象的な目尻。いや、可愛らしい顔も好印象だが、あのセリフ。「七つの有効成分が、はいっ、」…「てるのでーす」まだ耳に残ってる。でもいやじゃない。
第5位
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」50 H28BY 7,254PV
山口県の旭酒造さんが醸す、獺祭(だっさい)「純米大吟醸」50H28BYの感想。すっきりと甘い。甘いと言っても過ぎることはなく、ふわっとした旨みが伸びる。この旨みの広がり方、これはドライアイスの白煙だ。底面を這うように広がり、消えてゆく。いつまでも見ていられそうです。
第6位
田酒(でんしゅ)「純米吟醸」百四拾桜ラベル 6,427PV
青森県の西田酒造店さんが醸す、田酒(でんしゅ)「純米吟醸」百四拾桜ラベルの感想。狙っているのでしょう、まさにラベル通りの印象で桜ラベルらしい鮮やかな色合い。しかし、甘すぎることなく何処か食との相性にも探りを入れているところが、心憎いです。うなります。
第7位
豊盃(ほうはい)「大吟醸」つるし酒 6,292PV
青森県弘前市の三浦酒造株式会社さんが醸す、豊盃(ほうはい)「大吟醸」つるし酒を飲んだ感想。想定していたような粘度の増幅や、奥の複雑さはまったく変化することなく、どちらとも言えないような小宇宙は相変わらず。くずれないと言う意味では、このお酒のポテンシャルを感じます。
第8位
澤屋まつもと(さわやまつもと)「純米」守破離(しゅはり) 5,729PV
京都府の松本酒造株式会社さんが醸す、澤屋まつもと(さわやまつもと)「純米」守破離(しゅはり)を飲んだ感想。少し冷めたところで残りの全てをあおる。ん?、なんという旨さ。燗冷ましには賛否両論あるとは思いますが、上がりすぎたときのイメージがあったためか、心に残る旨さ。
第9位
新政(あらまさ)No.6「純米大吟醸」X-type 5,727PV
秋田県の新政酒造さんが醸す、新政(あらまさ)No.6「純米大吟醸」X-typeの感想。小気味良い酸が甘味と一緒に踊りだす。15度というアルコール度数ながら、綺麗なだけではない酸が楽しい。造りはクラシカルだが、現代アートを思わせる、時代に合って洒落ている様はまさにポップ。
第10位
紀土-KID-(きっど)「純米」 4,956PV
和歌山県の平和酒造株式会社さんが醸す、紀土-KID-(きっど)「純米」を飲んだ感想。人肌まで燗をつけてみました。長方形選択ツールで枠を指定し、選択範囲をブラシツールで旨くぼかしたかのよう。なじむーー。スルスルとすべるように入ってきます。
第11位
AKABU(あかぶ)「純米吟醸」 4,208PV
岩手県の赤武酒造株式会社さんが醸す、赤武(あかぶ)AKABU「純米吟醸」を飲んだ感想。独特の複雑さを感じます。そこまで酸味があるわけではないが、何故か思い出したペトリュス。バランスの良さの中から見えてくる自信みなぎる甘味は、夏の甲子園のように爽やかな元気を運んでくれます。
第12位
獺祭(だっさい)「純米大吟醸」発泡にごり酒スパークリング50 3,999PV
山口県の旭酒造株式会社さんが醸す、獺祭(だっさい)「純米大吟醸」発泡にごり酒スパークリング50を飲んだ感想。スカッと炭酸が口中の印象を支配します。その後にほのかに残る、程よい程度の甘味が可愛らしい。飲みやすい♪。
第13位
獺祭(だっさい)「普通酒」等外 3,955PV
山口県の旭酒造株式会社さんが醸す、獺祭(だっさい)「普通酒」等外を飲んだ感想。ひっかかりなく喉を流れていく様は、まさに銀の電気抵抗。通常商品の50を上回るように、金の電気抵抗を凌駕する。しかし酸化には気を付けてねと言ったところか。
第14位
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」火いら寿2016 3,367PV
福井県の黒龍酒造さんが醸す、黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」火いら寿2016の感想。じっくり味わっていると出てくるキュートな甘味。甘味が可愛らしいってどう言うこと?、可愛いんです!。小さな可愛らしい花の画像の周りまで、ライティングエフェクトでキラキラしています。
第15位
鍋島(なべしま)「純米吟醸」山田錦パープルラベルH28BY 3,204PV
佐賀県の富久千代酒造さんが醸す、鍋島(なべしま)「純米吟醸」山田錦パープルラベルH28BYを飲んだ感想。つるっとした食感の甘味が口中を支配する。一つの玉でなく、巨峰が幾つも放り込まれたよう。弾力ある球体がお互いに体をぶつけ合うも、するりとすべり別々のポジションに収まる。
第16位
獺祭(だっさい)「普通酒」等外23 3,165PV
山口県の旭酒造株式会社さんが醸す、獺祭(だっさい)「普通酒」等外23を飲んだ感想。しっとりと、しみじみと旨い。この優しい甘味、これは!、にじみ出てくる野菜の甘味だ!、時間が経つと消えてしまう。もう少し強ければ屋守に通じるような…。しかし儚いからこその獺祭か。
第17位
蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」魔訶(まか) 3,123PV
愛知県の関谷醸造さんが醸す、蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」魔訶(まか)の感想。微笑ましいまでのピュアな笑顔をふりまく。これは!。「ユニバーサル・ワンダー・クリスマス2016・天使のくれた奇跡Ⅲ」に出てくる森崎美月ちゃんだ。まさに天使!、それほどまでにピュア。
第18位
鳳凰美田(ほうおうびでん)「純米吟醸」碧判 2,980PV
栃木県の小林酒造さんが醸す、鳳凰美田(ほうおうびでん)「純米吟醸」碧判(あおばん)の感想。いい甘味だぁ。開栓直後よりも確実に、香りも甘味も増幅しています。突然、かにクリームコロッケをタルタルソースで食べたくなりました。あのピクルスの感じがとてつもなく合いそうです。
第19位
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2016 2,815PV
福井県の黒龍酒造さんが醸す、黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2016の感想。努力して内面から磨き上げ、あくまで自然な健康美の二左衛門に対し、石田屋の天才的なつるっつるの肌艶は、熟成と言う時間経過を遡り、生まれたての赤ちゃん肌になったかのよう。頬ずりしながら眠りたい。
第20位
廣戸川(ひろとがわ)「特別純米」 2,591PV
福島県の松崎酒造店さんが醸す、廣戸川(ひろとがわ)「特別純米」を飲んだ感想。先ほどの穏やかなたたずまいとは打って変わって、旨みが突進してきます。最初から全弾フルスイングかよ。やってくれるぜ。物足りないとばかりに突進は止まらない。小刻みに左右に体をスイング。幅のある動きだ。
解析:google analytics 解析期間:2016年12月20日~2017年12月19日
総評
毎回、自分も集計していてわくわくするんですが、アクセスがこんなに偏っているとは!。意外と言うよりは、なるほど~と思わせてくれる結果でした。
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日本酒ブログ(由紀の酒)記事ランキング2017に関するリンク
年末恒例の日本酒ブログ(由紀の酒)人気記事ランキング2014のUPです。右の「良く読まれている記事」とは解析方法が異なるため、随分違った興味深い結果となりました。昨年同様アクセス解析にはgoogle analyticsを使用しております。解析期間は2014年01月01日~2013年12月28日。
年末恒例の日本酒ブログ(由紀の酒)人気記事ランキングのUPです。右の「良く読まれている記事」とは解析方法が異なるため、随分違った興味深い結果となりました。今回のアクセス解析にはgoogle analyticsを使用しております。解析期間は2013年03月09日~2013年12月27日。
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