昨晩は岐阜県の御代桜醸造株式会社さんが醸す、津島屋(つしまや)外伝「純米大吟醸」四十四才の春をいただきました。
味わいのある題字は岐阜市生まれ、岐阜県各務原市在住の書家、遠藤泉女さんの作品です。ラベルの題字の横に押してある落款は「泉」だそうです。
こんなご時世と言うことで、オンラインでの日本酒会を開催している由紀の酒ですが、シークレットゲストとして蔵元の渡邉博栄さんをお迎えして開催した時に、購入してきました。
尚このお酒は、2017年に見事に並みいる銘酒の中で由紀の酒Best of the yearとなったものの今年度バージョンです。
津島屋(つしまや)外伝「純米大吟醸」四十四才の春 レビュー
開栓は5月1日で、先日飲み切りました。開栓時から約3週間、著しい変化はありませんでした。いつもの一合蛇の目猪口に八分目ほど注ぎます。綺麗に澄んでおり、色もほとんど着いていません。
上立ち香は、心地良く華やかに林檎を思わせるように香ります。明らかに華やかな部類に入りますが、嫌みはまったくなく、バランスの良い程よい香りです。完全に我が家好みです。
含むと、……、いい甘味だなぁ~。綺麗!。兵庫山田錦の良い等級のものと比べると、契約栽培の揖斐山田錦の外観は劣るように見えるそうですが文字通り水が合うそうで、酒にすると良いと先日のZOOM飲み会でもおっしゃっていました。酸は抑えめで上品に感じるも、程よく膨らみます。後半はさほど太くはない酒質も相まって、美しく捌けていきます。これです、この潔い消え方が好きなんです。
もう一度注意深く含む。この彩り!、これはランタナだ。よくぞここまで、ひとつのグループでパステルカラーを表現できたものです。彩度は高くないので、微笑ましく感じる自己主張。旨いっす。
この日合わせたのは、蒸し野菜。素晴らしい自然な甘味だが、ニンジンは少々甘すぎるくらい。津島屋ともっとも気持ち良く融合したのは、カリフラワー。お試しあれ。
津島屋(つしまや)外伝「純米大吟醸」四十四才の春 データ
醸造元 | 御代桜醸造株式会社(岐阜県美濃加茂市) |
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使用酵母 | 協会1801号、協会901号酵母 |
使用米 | 契約栽培山田錦50%精米 |
アルコール度 | 16度 |
仕込水 | 木曽川伏流水(硬度40・軟水) |
杜氏 | 酒向博昭 |
製造年月 | 2020/03 |
容量 | 1.8L |
価格 | 3,900円(税別) |
購入 | 酒のひろせ |
津島屋(つしまや)外伝「純米大吟醸」四十四才の春のYouTube
津島屋(つしまや)外伝「純米大吟醸」四十四才の春に関するリンク
日本酒ガイド > 岐阜県 > 津島屋(つしまや)御代桜醸造株式会社
津島屋(つしまや)外伝「純米大吟醸」四十四才の春に関するブログ
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