昨晩は静岡県の富士錦酒造株式会社さんが醸す、富士錦(ふじにしき)「吟醸」山田錦をいただきました。
先日、5月31日(日)に富士錦の蔵元、清信一さんと、英君の蔵元、望月裕祐さんをお迎えしてオンライン日本酒会を開催しました。その時に合わせて準備したお酒で、「大吟醸」山田錦と「吟醸」山田錦の二種類を購入いたしました。順に紹介するシリーズ第二弾、「吟醸」山田錦です。
zoom飲み会当日は、最初の乾杯に先日紹介した、「大吟醸」金。英さんが登場したところで、英君「大吟醸」出品酒。その後はこのお酒を気持ちよく飲んでいましたが、飲み会が終了して冷蔵庫にしまうとき驚愕しました。何とこのお酒の残り約一合弱。
ここで裏ラベルの内容も引用いたします。
富士錦 吟醸酒 富士山の柔らかな湧水を仕込み水に使い、丹精込めて育てられた、厳選した酒米を使って手造りで仕込み、富士錦の確かな技術によってここに誕生しました。優しい口当たりと華やかな香り、スッと喉を通る爽やかなキレ。富士山の湧水の如く艶やかな味わいの吟醸酒です。冷やしてお召し上がりください。
富士錦(ふじにしき)「吟醸」山田錦 レビュー
開栓は5月31日で、二週間強経過しております。いつもの一合蛇の目猪口に8分目ほど注ぎます。比較的綺麗に澄んでおり、色もほとんど着いていません。
上立ち香は、穏やかながら心地よく、ラムネを思わせるように香ります。酢酸イソアミル優勢なイメージで、時折バナナの雰囲気もあるが、バランスの良い香りです。
含むと、…、なんてスルスル。高くはないアルコール度数も相まって、引っかかりなくツルツル入ってきます。静岡らしく酸も抑えめで丸味のある口当たり。軽快さを活かし、後半はほのかな余韻のみで潔く捌けていきます。
もう一度注意深く含む。究極にツルツルしている様を表現するため、またもやカールツァイスのマクロプラナーにご登場いただき撮影しました。ミルクの白背景に艶々のゆで卵。接地面のプルプル感はプラナーの描写ならでは。旨いっす。
ミルク白背景のゆで卵 2020-06-21撮影
SONY α7Ⅲ
Carl Zeiss Makro-Planar T* 2.8/100 AEJ
f/11、1/10sec、ISO-100、100mm、7850K、+1EV
この日合わせたのは、豚ネギマ。旨味十分の豚の脂と、長ネギの旨味がツルツルの富士錦の盃を進め、危なく一人で四合瓶開封飲み切りするところでした。お試しあれ。
普段の筆者は、晩酌に一合飲むだけです。オンライン飲み会の魔力もあったとは思いますが、飲み過ぎと思われた翌日も快調でした。
富士錦(ふじにしき)「吟醸」山田錦 データ
醸造元 | 富士錦酒造株式会社(静岡県富士宮市) |
---|---|
使用米 | 自社栽培山田錦55%精米 |
使用酵母 | - |
日本酒度 | +3 |
酸度 | 1.2 |
アミノ酸度 | - |
アルコール度 | 15度 |
仕込水 | 富士山系伏流水(軟水) |
杜氏 | 小田島健次(南部杜氏) |
製造年月 | 2020/05 |
容量 | 720ml |
価格 | 1,500円(税別) |
購入 | 富士錦酒造株式会社 |
富士錦(ふじにしき)「吟醸」山田錦のYouTube
富士錦(ふじにしき)「吟醸」山田錦に関するリンク
日本酒ガイド > 静岡県 > 富士錦(ふじにしき)富士錦酒造株式会社
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