昨晩は岐阜県の玉泉堂酒造株式会社さんが醸す、醴泉(れいせん)「純米吟醸」酒無垢R1BYをいただきました。
以前、蔵を見学させていただいた時に、洗米も麹造りも搾りも全て進化していました。それに合わせ、昨年度にラベルがリニューアルしたので、全部飲むことにしました。このお酒の他に、新たなフラッグシップ?28%精米で選米(せんべい)に拘った中取りの「玉」、その28%精米の撥ね搾りと三本購入いたしました。順に紹介していくシリーズ第一弾です。
宣言した割に、紹介が随分遅くなってしまいました。ブログに掲載待ちのお酒がついに冷蔵庫からあふれ、クーラーボックス入りするほどでした。
今はクーラーボックスは何とか回避できましたが、飲んでもまだまだ入荷してしまう日々です。もちろんそれぞれのお酒の、あんなもの(美味しさ)を見せられたら「後悔など、あろうはずがありません。」
醴泉(れいせん)「純米吟醸」酒無垢R1BY レビュー
開栓は4月の中で、三ヶ月ほど経過しております。いつもの一合蛇の目猪口に八分目ほど注ぎます。色はほんのり黄色いが、綺麗な澄み方をしております。
上立ち香は、穏やかながら心地よく、バナナを思わせるように香ります。熟れたイメージもあり、すでに甘さを連想させます。
含むと、…、香りのイメージよりしゃっきりバナナの含み香で、瞬時に旨味が膨らみ広がります。ほのかとは言え甘味優勢で、酸は視野の外にある感じ。花火のようにボンっと弾けた後は、光の余韻を残すように収束します。
もう一度注意深く含む。いいなぁ、このあっさり甘味と、意識させない酸味のバランス。これは、アガパンサスだ!。中心から八方に広がりを見せるが、開ききる直前の膨らみもまた美しい。旨いっす。
アガパンサス 2019-06-28撮影
SONY α7Ⅲ
Carl Zeiss Makro-Planar T* 2.8/60 C MMJ
f/8、1/200sec、ISO-400、60mm、5500K
この日に合わせたのは、焼きいか。何というイカの旨味。これほど強い旨味は義侠の「えにし」や長珍の「純米」が思い浮かぶが、いやいや、やってくれます醴泉。寄り添うと言うより、包み込むほどです。お試しあれ。
醴泉(れいせん)「純米吟醸」酒無垢R1BY データ
醸造元 | 玉泉堂酒造株式会社(岐阜県養老郡養老町) |
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使用酵母 | 熊本9号酵母 |
使用米 | 富山県南砺産雄山錦55%精米 |
日本酒度 | +2 |
酸度 | 1.6 |
アミノ酸度 | 1.4 |
アルコール度 | 16度以上17度未満 |
仕込み水 | 日本名水百選「菊水泉」軟水 |
杜氏 | 安福雅成(社員杜氏) |
製造年月 | 2020/02 |
容量 | 1.8L |
価格 | 2,660円(税別) |
購入 | 酒のひろせ |
醴泉(れいせん)「純米吟醸」酒無垢R1BY YouTube
醴泉(れいせん)「純米吟醸」酒無垢R1BYに関するリンク
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