昨晩は青森県の株式会社西田酒造店さんが醸す、田酒(でんしゅ)「純米大吟醸」斗壜取R1BYをいただきました。
自分の住んでいる地域では、まともな値段で入手ができないため、北海道在住の友人「ぐらす」さんにお願いして購入したものです。名古屋、一宮、で早く普通に購入できるようになって欲しいものです。
田酒に関しては昨年10月にも同様にぐらすさんにお願いして「特別純米」R1BYを購入しブログにUPしておりますが、この斗壜取が我が家に来るのは久しぶりです。調べたところ2006年5月30日にUPしており、実に15年ぶりのとびっきりです。
オフィシャルサイトの「商品のご案内」の一番上に出てくることから、以前ならフラッグシップと謳っておりました。しかし、現在はさらに高額な二割三分が存在しております。23%精米の氷温1年熟成♪、いつかじっくりと飲んでみたいものです。
田酒(でんしゅ)「純米大吟醸」斗壜取R1BY レビュー
開栓は4月3日(土)で約2週間が経過しております。いつもの一合蛇の目猪口に八分目ほど注ぎます。綺麗に澄んでおり、色はほぼ無いと言っても良いくらいですが、うっすらと緑黄がかっています。
上立ち香は心地よく穏やかに、メロンを思わせるように香ります。奇を衒うようなことはなく、自然に奥から感じるような我が家好みの香りです。
含むと、…。体の何処にも力が入っていないかのような落ち着き。平常時の心拍数が55なら、40ほどまで機能を落としても良かったのではと思われるほど脱力できる。ほんのりとした甘味は上質で、酸は突出することなく滑らかに喉を通り、速やかに切れていきます。いい酒だぁ。素晴らしい。
もう一度注意深く含む。この、ぼーっとしていられるひと時。これは今期マクロプラナーで撮影した陽光(ようこう)と言う品種の桜だ。美しい桜を眺めながらも、何も意識はしていないかのよう。しかし意外なほど脳は活性しており、見えてくる繊細な描写。通常の桜であれば、思っていたより白く写るが、そこは田酒のとびっきり!。大輪で艶やかな色合いも備えている。はい♪、旨いっす。
この日合わせたのは、岐阜タンメンのスープを使った鍋。ニンニクも少々効いているが、何と言っても野菜を基本とした優しい甘味。ここに田酒の斗壜取がふわりと被さる。お試しあれ。
田酒(でんしゅ)「純米大吟醸」斗壜取R1BY データ
醸造元 | 株式会社西田酒造店(青森県青森市) |
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使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
使用米 | 山田錦40%精米 |
日本酒度 | ±0 |
酸度 | 1.4 |
アルコール度 | 16.5度 |
仕込水 | 八甲田山系伏流水(軟水) |
杜氏 | 安達香 |
製造年月 | 2020/11/28 |
容量 | 1.8L |
価格 | 11,000円(税別) |
購入 | ぐらすさんにお願いしました |
田酒(でんしゅ)「純米大吟醸」斗壜取R1BYに関するYouTube
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