昨晩は愛知県の丸一酒造株式会社さんが醸す、ほしいずみ「純米吟醸」無濾過生原酒をいただきました。
岐阜の酒のひろせさんに扱いがあり、試飲させていただいた時に気に入り、非常に気になっていた銘柄です。
今年の3月20日、愛知県国際展示場にて開催された城まつり。日本酒のイベントも開催され、多くの蔵元様も参加されると言うことで行ってまいりました。その時最も気に入ったのが、このお酒です。
後日、丸一酒造さんの商品撮影をする機会をいただき、6月29日に蔵に行ってまいりました。このお酒はその時にお願いいたしました。
他にも何本かお願いしてきたので、順に紹介していくシリーズ第一弾です。
ほしいずみ「純米吟醸」無濾過生原酒 レビュー
開栓は7月26日(火)で開栓直後の感想となります。いつもの一合蛇の目猪口に、八分目ほど注ぎます。無濾過ながら比較的綺麗に澄んでおり、色もほとんど着いていません。
飲用温度は低目の10℃くらいです。上立ち香は、心地よく華やかに、パインを思わせるように香ります。マスカットやライチのイメージも出てきました。我が家好みの香りです。
含むと、…。結構冷えている状態にもかかわらず、ぶわっと広がるメリハリのある甘味と酸味。限界突破を試みるも、そこは軽いシールドに守られ内部に跳ね返されます。もう少し多めに含む。不思議と多めの方が流れ良く、起伏も大人しくなった様。後半は酸が仕事をし、キリリと引き上げていきます。終始、低精白感はなく、気持ち良い甘味を出している所に、卓越された技術を感じます。
もう一度注意深く含む。この元気をくれる色合い!、これはオーニソガラムだ。背景でキラキラと光りながら乱れ飛ぶ円形の玉は、甘味と酸味。メインの花でクッキリと見せる旨味の雌しべを、六つのナイト(雄しべ)がしっかり守る。旨いっす。
オーニソガラム 2022-02-26撮影
SONY α7Ⅳ
KF-CYE.P
Carl Zeiss Makro-Planar T* 2.8/100 AEJ
f/2.8、1/1250sec、ISO-100、WB-3600K
この日に合わせたのは、鶏の炭焼き。七輪を出してわざわざ炭をおこしました。化学調味料無添加のマジックソルトペッパーで下味をつけ、シンプルに炭焼きしました。炭焼きの香りとともにいただく鶏もも肉♪。鶏の旨味に「ほしいずみ」の旨味が加わる。極上のひととき。お試しあれ。
ほしいずみ「純米吟醸」無濾過生原酒 データ
醸造元 | 丸一酒造株式会社(愛知県知多郡阿久比町) |
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使用酵母 | 協会1801号酵母 |
使用米 | 若水60%精米 |
日本酒度 | -1 |
酸度 | 1.4 |
アミノ酸度 | 1.2 |
アルコール度 | 16度以上17度未満 |
仕込水 | 阿久比(あぐい)地区浄水ろ過(軟水) |
杜氏 | 神谷尚宏(社員杜氏) |
製造年月 | 2022/06 |
容量 | 1.8L |
価格 | 2,900円(税別) |
購入 | 丸一酒造株式会社 |
ほしいずみ「純米吟醸」無濾過生原酒のYouTube
ほしいずみ「純米吟醸」無濾過生原酒に関するリンク
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