昨晩は愛知県の藤市酒造株式会社さんが醸す、なおい「純米」原酒をいただきました。なおいとは、稲沢のお祭りで難追神事からで、はだか祭りの時期になると自分もよく「なおい」と言う赤白の帯を頂き、お守りにしています。このお酒は第一回愛知の地酒を楽しむ会でお土産にいただいたものです。
上立ち香は明確でなく、ほんのり麹様に香ります。
含むと、原酒らしい当たりの強さを見せつつ、少し膨らんだと思いきや後半すっと軽くなります。終盤はそのままたなびく感じ。表示よりアルコール度数を高く感じます。
入れ物からしていかにも燗に向きそうだったので、予め人肌までつけておいた燗をいただく。バナナ様の香り穏やかながら、しっとりと飲めそうな雰囲気。米旨な印象はそのままに、酸をふっと感じる瞬間が面白い。旨いっす。
精米歩合が40%となっていますが精白の間違いと思われる。
2014/10/12追記
ぽんちゅうさんにコメントいただいた通りでした。本日、愛知の地酒を楽しむ会にて蔵元の加藤さんにお聞きし、40%精米であることが確認できました。
なおい「純米」原酒 データ
醸造元:藤市酒造株式会社(愛知県稲沢市)
使用米:兵庫県産山田錦40%精米
アルコール度数:16.0~16.9
製造年月:09/01
コメント
超ー古い記事にすみません!
どうもこれは精米40%で正しかったと思われます。
23BYと思しきコレをいただきましたが、
その『純米酒』は裏の特定名称が「純米吟醸」になっておりました。
飲んだ感じでは、大吟らしい華やかさ綺麗さはなく、おっとりしているものの
中盤からのふっと抜ける感じが、磨きの高さを感じさせました。
今期から大阪から某杜氏が着任と聞きましたが、どうなんでしょう。
要チェックですね!!
ぽんちゅうさん、コメントサンキューです。
なんと!これ40%精米だったんですか?
なんせ、頂き物なもんで価格も
わからんと、飲んでおりました。