昨晩は福井県の黒龍酒造株式会社さんが醸す、黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2004をいただきました。今年から杜氏さんの表示が畑山さんになりました。元旦に開栓したものです。
上立ち香は、ほんのりと甘くバニラの様に香ります。含むと何ともスベリのよい喉越しで、舌を刺激することなくスルリスルリと入っていきます。まさに究極の綺麗な造り。引き際も気が付いたらなくなっていたという感じです。
しかしながら昨年の印象の中にあった丸みが、幾分スッキリ系に変わりやや辛口に感じました。個人的な好みとしては、昨年までのような丸みのあるほんのり甘い石田屋が好きなんですが・・・とは言っても間違いなく旨い!石田屋でした。
3年低温熟成と非公式ながら聞いていましたが、このお酒を醸したのが畑山杜氏であれば、3年はたっていないことになります。もっとも前任の新谷杜氏と二人三脚で醸しておられたかもしれませんが…
まだ後半分ある♪。じっくり楽しみたいと思います。それとも皆さんは、もう半分しかない。。。と思ってしまう方かな?(笑)。来年も元旦に開栓するお酒はこれ!と行きたいところです。
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2004 データ
醸造元:黒龍酒造株式会社(福井県吉田郡永平寺町)
使用米:兵庫県産特A山田錦35%精米
使用酵母:蔵内酵母
日本酒度:+5
酸度:1.2
アミノ酸度:1.1
アルコール度:15.0~15.9
仕込水:九頭竜川伏流水(軟水)
杜氏:畑山浩
瓶詰:04/11
720ml 10,500円(税込み)
購入・・・酒のきまた
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2018 YouTube
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋に関するリンク
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黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋に関するブログ
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2020
福井県の黒龍酒造株式会社さんが醸す、黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2020を飲んだ感想。何という美しさ。何年か連続で一定量を飲むことで、はじめてわかったような気がする石田屋のもつ宇宙。この信じられないほどの艶、これはヒメリュウキンカだ。本当にこの世に存在する花なの?と疑いたくなるほどの光沢のある質感。
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