昨晩は愛知県の株式会社萬乗醸造さんが醸す、醸し人九平次(かもしびとくへいじ)「純米大吟醸」雄町2014をいただきました。裏ラベルには・・・
<酒器>
ワイングラスでお召し上がり頂くと、香り、表情を多岐に感じて頂けると思います。<温度>
お召し上がり頂く品温にて表情に多様性を見せて行きます。<マリアージュ>
お料理の相性により楽しみ方の幅が広がります。<時間軸>
一瓶、一杯の中で、開栓直後から時間軸と共に印象が変わっていきます。その変化をお楽しみ下さい。
とあります。九平次の時間軸については、昨年の9月に飲んだ※醸し人九平次「純米大吟醸」山田錦EAU DU DESIR2013の時にも、あらためて植え付けていただきましたが、今回はマリアージュに注目してみます。
上立ち香は比較的穏やかで、白桃の様に香ります。実は開栓直後は、麹様の香りが強かったのですが、一日経過しただけですでに印象を変えてます。含むと、酸味の押し出しが強めで、土台のしっかりした旨みとなって口中にどっかと座りこみます。この時点では「質実剛健」と言う言葉が思い浮かぶ。しかし、後半は決して重いわけではなくキリっと切れていきます。
この日のあてはクロダイと金目鯛の粗煮。食が進むほど、最初に感じた強めの酸は薄れていきます。しかし、まだ九平次の方が強いのか?絶妙の組み合わせとまではいきません。この日用意したあては他にもあります。粗煮の汁にジャガイモをスライスしたものにチーズを山盛り、バター、塩、胡椒を放り込み、レンジでチン。これが九平次の感じ方を変えました。チーズを食べた後だからなのか?、酸が溶け込んで感じます。これほど酒の味わいを変えるとは・・・、旨いっす。
醸し人九平次オフィシャルサイトを参照すると、ジビエも良いとなっています。やや上級者向けなのかもしれませんが、酒が旨く感じるなら何でも試してみたいですよね。
醸し人九平次(かもしびとくへいじ)「純米大吟醸」雄町2014 データ
醸造元:株式会社萬乗醸造(愛知県名古屋市緑区)
使用米:雄町50%精米
瓶詰:27/01
アルコール度:16度
仕込み水:愛知と長野の県境、標高1500m山の天然水
杜氏:佐藤彰洋(チーフブリュアリスト)
容量:1.8L
価格:3,308円(税別)
購入:酒のきまた
醸し人九平次(かもしびとくへいじ)「純米大吟醸」雄町2014に関するリンク
醸し人九平次(かもしびとくへいじ)「純米大吟醸」雄町2014(日本酒ラベル)
中部地方地酒特集 > 醸し人九平次(かもしびとくへいじ)株式会社萬乗醸造商品一覧
萬乗醸造株式会社さんオフィシャルサイト
醸し人九平次(かもしびとくへいじ)「純米大吟醸」雄町2014に関するブログ
※2014/09/10 醸し人九平次(かもしびとくへいじ)「純米大吟醸」山田錦EAU DU DESIR2013
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