昨晩は愛知県の株式会社萬乗醸造さんが醸す、醸し人九平次(かもしびとくへいじ)「純米大吟醸」黒田庄に生まれて、をいただきました。
由紀の酒-日本酒談義-のリニューアルに伴い、自宅では飲めていなかった醸し人九平次のラインナップを入手し、順番に紹介するシリーズのラストです。
株式会社萬乗醸造さんは、兵庫県西脇市黒田庄町で山田錦の栽培に取り組んできましたが、ついに今年の5月に自社田として3反取得しました。ここでの愛情あふれる山田錦の栽培についての詳しくは、Facebookの※株式会社萬乗醸造米作りチームにて見ることができます。
裏ラベルにはオフィシャルサイトの説明とは少し違う文言となっていますので引用します。
この品は兵庫県、黒田庄町にて私共の手により栽培された山田錦で醸されました。インターネットに接続し、Googleマップを開いてください。表示画像切り替えで「航空写真」を設定後、検索欄にラベルの数字を入力してください。皆様を、お米が収穫された場所へご案内致します。35.037,135.024
Googleマップで栽培された場所を見ながらいただきます。
上立ち香は、穏やかながら心地よく梅を思わせるように香ります。いかにも甘味と酸味へつながりそうな香り。含むと、ある一定の枠の中で旨味がふつふつと感じられます。武骨と言うとイメージが悪いか?、野生的な魅力があります。大吟醸と言う枠の中なので、質実剛健ながら男酒と言うイメージではなく、可愛らしく甘味と酸味が膨らむ。「すっぴん」といったところか。余韻も酸が仕事をし、適度な伸びを見せつつ収束。
今まで九平次のお酒を表現してきたような「エレガントな酸」とはイメージが違うが、かといって雑味があるわけではないので嫌みなく旨味を堪能できます。旨いっす。
醸し人九平次(かもしびとくへいじ)「純米大吟醸」黒田庄に生まれて、 データ
醸造元 | 株式会社萬乗醸造(愛知県名古屋市緑区) |
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使用米 | 兵庫県黒田庄町産山田錦50%精米 |
アルコール度 | 16度 |
仕込水 | 愛知と長野の県境、標高1500m山の天然水(軟水) |
杜氏 | 佐藤彰洋 |
製造年月 | 27/09 |
容量 | 720ml |
価格 | 2,100円(税別) |
購入 | 酒のきまた |
醸し人九平次(かもしびとくへいじ)「純米大吟醸」黒田庄に生まれて、に関するリンク
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株式会社萬乗醸造さんオフィシャルサイト
※株式会社萬乗醸造米作りチーム
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