昨晩は佐賀県の五町田酒造株式会社さんが醸す、東一(あづまいち)「純米大吟醸」雫搾り斗瓶貯蔵酒をいただきました。
東一が強烈に飲みたくなったので、とびっきり4本を順に紹介していくシリーズ第二弾です。先日紹介した東一(あづまいち)「大吟醸」雫搾り斗瓶貯蔵酒に引き続き、今度は「純米大吟醸」雫搾り斗瓶貯蔵酒です。
このお酒の生酒が2002年の由紀の酒Best of the yearになっております。とびっきりとしては、開運の波瀬正吉と同様に自分の中では、常に意識している東一。中でもこのお酒は本当に良く飲んでいました。純米大吟醸の生酒が多かったんですが、火入れも安定の旨さなのはわかっているので楽しみです。
上立ち香は、心地よく穏やかに青りんごを思わせるように香ります。大吟醸よりはやや落ち着いて感じますがその差は僅かで、大吟醸同様に品良く香り、高級感がビシビシと伝わってきます。
含むと、おお♪、大吟醸と同様に高密度ながら、ひとまわり大きな球体が甘味を伴い舌に乗る。っと同時に収束。「え?、もう少し堪能させてよ~。」っと次のひとくちへ。
そして注意深く含む。んん…、美しい。あまりにも綺麗なラインを描くので、感想を書こうとキーボードに手を添えているのが煩わしくなる。結局、既定の一合を飲み切っても何も書けていない。追加の五勺、この瞬時に消える感覚♪。大吟醸のときより幾分冷えているのが影響しているかもしれませんが、それにしても何という見事な引き際。
すこしだけ常温放置、そしてもう一度注意深く含む。キリリとした感じが幾分丸みを帯びたが、それでも見事なラインで消えて行く。うわぁ、旨いっす。
後で確認していて気づきましたが、このお酒はSAKE COMPETITION 2016の純米大吟醸部門でSILVERに輝いております。
※とびっきり部門 由紀の酒 Best of the year 2016 入賞
東一(あづまいち)「純米大吟醸」雫搾り斗瓶貯蔵酒 データ
醸造元 | 五町田酒造株式会社(佐賀県嬉野市) |
---|---|
使用酵母 | 熊本系蔵内培養酵母 |
使用米 | 契約栽培山田錦39%精米 |
日本酒度 | +2 |
酸度 | 1.5 |
アルコール度 | 16度 |
仕込水 | 塩田川伏流水 |
杜氏 | 林彰 |
製造年月 | 2016/10 |
容量 | 720ml |
価格 | 5,000円(税別) |
購入 | 酒のきまた |
東一(あづまいち)「純米大吟醸」雫搾り斗瓶貯蔵酒に関するリンク
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東一(あづまいち)「純米大吟醸」雫搾り斗瓶貯蔵酒に関するブログ
2012/05/02 東一(あづまいち)「純米大吟醸」雫搾り斗瓶貯蔵12BY
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佐賀県の五町田酒造さんが醸す、東一(あづまいち)「純米大吟醸」雫搾り斗瓶貯蔵12BYを飲んだ感想。円みと言うより、サラサラ感。「ふるいにかけた」と言うより「裏ごしされた」かのようなキメ細かさ。
2005/05/24 東一(あづまいち)「純米大吟醸」雫搾り斗瓶貯蔵酒生
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佐賀県の五町田酒造株式会社さんが醸す、東一(あづまいち)「純米大吟醸」雫搾り斗瓶貯蔵酒選抜を飲んだ感想。ギュンギュンに詰まって小さくなった小宇宙の様でもあり、ドキっとするような美しい美少女を見ている様でもある。
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