昨晩は福井県の合資会社加藤吉平商店さんが醸す、梵(ぼん)「純米大吟醸」寒椿をいただきました。
今年の4月に由紀の酒突撃隊長のMASAさんと、蔵に併設されている販売所を訪問してきました。この時に購入した、プレミアムスパークリング、初雪しぼりたて生原酒をこれまで紹介してきましたが、順に紹介していくシリーズ第三弾は、寒椿です。
寒椿の商品説明としてオフィシャルサイトには、0℃以下で1~2年迄氷温熟成されたお酒がブレンドされた、山田錦35%精米歩合の純米大吟醸酒です。素晴らしい吟香と凛とした力強いあと味が自慢で、寒椿の名にふさわしい逸品です。とあります。
寒椿は11月から2月に開花するツバキ科の植物で、八重咲きの花を咲かせます。「愛嬌」「申し分のない美しさ」と言う花言葉からも、期待が膨らみます。
開栓は二週間前です。冷凍庫に一旦移し、温度を下げてから開栓いたしました。ここのところ特に低温熟成酒は冷やしすぎかな?ってくらいから飲み始めるようにしています。いつもの一合蛇の目猪口に八分目ほど注ぎます。綺麗に澄んでおり、色もまったく着いていません。
上立ち香は、熟成酒の割に心地よく、華やかにリンゴを思わせるように香ります。久しぶりのリンゴ♪。我が家好みのいい香りが出ています。
含むと…、綺麗。いかにもあの梵。さすがの梵。磨き抜かれた味わいには、美しい甘味こそ存在するが、圧迫するようなものは何もなく、すべすべしたラウンドエッジで、あっさりと、すっきりと飲ませてくれます。
もう一度注意深く含む。丸いなぁ♪、ほのかな旨味が馴染むぅ~。こ、これは、今、自分が使っているスマホ、Galaxy Note8だ!。有機ELディスプレイならではのデザインで手に馴染む!。そして花言葉通りの「申し分のない美しさ」。旨いっす。
この日合わせたのは、パンガシウスのアクアパッツァ。パンガシウス…、どうせ見た目は…な深海魚だろうと検索したら、まさかズーナマ先生だったとは!。味わいはなんの癖もなく、脂もほどほどに乗っている。ダッジオーブンを使ったので、ふっくらと仕上がり結構旨い!。寒椿とは、お互いに癖のないもの同士、なかなかのコンビネーション。アサリの出汁やネギの甘味、トマトの酸味なども生き、エンドレスに飲めそうでした。お試しあれ。
梵(ぼん)「純米大吟醸」寒椿 データ
醸造元 | 合資会社加藤吉平商店(福井県鯖江市) |
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使用酵母 | KATO9号(自社酵母) |
使用米 | 兵庫県産特A地区契約栽培山田錦35%精米 |
アルコール度 | 16度 |
仕込水 | 日野川伏流水 |
杜氏 | 平野明 |
製造年月 | 2018/04 |
容量 | 720ml |
価格 | 3,500円(税別) |
購入 | 合資会社加藤吉平商店 |
梵(ぼん)「純米大吟醸」寒椿に関するリンク
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梵(ぼん)「純米大吟醸」寒椿に関するブログ
2018/07/10 梵(ぼん)「純米大吟醸」初雪しぼりたて生原酒
福井県の合資会社加藤吉平商店さんが醸す、梵(ぼん)「純米大吟醸」初雪しぼりたて薄にごり活性生原酒を飲んだ感想。さらさらと流れる旨味、メリハリはあるが、ガチャガチャしていないシンプルな甘みは、美しい曲線を描きながら、ゼロへ収束していく。
2018/06/24 梵(ぼん)「純米大吟醸」プレミアムスパークリング
福井県の加藤吉平商店さん、梵(ぼん)「純米大吟醸」プレミアムスパークリングを飲んだ感想。炭酸をどけるようにスワリングし、運び入れる。舌が少し慣れたのか?、やや炭酸が弱まったのか?、先ほどより心地よい甘味を見つけやすい。磨き抜かれた綺麗な甘味は、炭酸とともに消えていく。
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