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純米大吟醸・大吟醸

4,000円以上6,000円未満

勝駒(かちこま)「大吟醸」R3BY

富山県の有限会社清都酒造場さんが醸す、勝駒(かちこま)「大吟醸」R3BYを飲んだ感想。この見事な技!。これは居合斬りだ!。鞘に収まっている状態からの、逆袈裟斬りからの袈裟斬り。一太刀目の逆袈裟ですでに自分が斬られていることに気づいていないかのよう。それほどまでにスパッと…、旨いっす。
2,500円以上4,000円未満

楯野川(たてのかわ)「純米大吟醸」清流R3BY

山形県の楯の川酒造株式会社さんが醸す、楯野川(たてのかわ)「純米大吟醸」清流R3BYを飲んだ感想。この滑り!、これはコウメ太夫のムーンウォークだ。意外なほどの浮遊感。想定外の仕事ぶりに、そうだった!、こう言うやつだった。これだけいろいろな酒を飲んできた中でも、その存在を脳裏に焼き付かせる。
10,000円以上

楯野川(たてのかわ)「純米大吟醸」光明(こうみょう)山田錦1%精米

山形県の楯の川酒造株式会社さんが醸す、楯野川(たてのかわ)「純米大吟醸」光明(こうみょう)山田錦1%精米を飲んだ感想。これは!生牡蠣のコストパフォーマンスだ。価格の割に味わえる時間が少ないと言う意味で、つるっと入って来て最高の充足感で堪能させてくれるが、須臾(しゅゆ)にして可憐。
2,500円以上4,000円未満

津島屋(つしまや)外伝「純米大吟醸」四十六才の春

岐阜県の御代桜醸造株式会社さんが醸す、津島屋(つしまや)外伝「純米大吟醸」四十六才の春を飲んだ感想。ここまで綺麗に甘さを堪能できることの幸せ。そして大吟醸らしい切れ。もうずっと、これでいいじゃん♪。などと思うほど。
10,000円以上

黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2021BY

福井県の黒龍酒造株式会社さんが醸す、黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2021BYを飲んだ感想。程よい甘味を限られた範囲の中で堪能させてくれた後は、見事なまでに消えていく。この消え方は今期の石田屋や二左衛門をも上回るように感じます。秀逸なのは常温付近の温度帯で、甘味の表現は上がっても、捌けのイメージを大きく変えることなく、美しく整える。
10,000円以上

黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号2021BY

福井県の黒龍酒造株式会社さんが醸す、黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号2021BYを飲んだ感想。ファーストアタックから主張する強めの甘味。石田屋、二左衛門同様にやや冷えた温度帯で発揮する心地よさ。他の三本と比べると、酸もあるように感じるが、そこは甘味とのバランス。設計どおり、計算されたものを感じます。強めの甘味の割に潔い引き際。
10,000円以上

黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2020BY

福井県の黒龍酒造株式会社さんが醸す、黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2020BYを飲んだ感想。もともとほとんどないネガティブ要素がさらに皆無と言っても過言ではなく、しかもこの後切れ!、瞬時になくなります。ややもすると、お酒と言うイメージすらなかったかの様。
10,000円以上

黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2021BY

福井県の黒龍酒造株式会社さんが醸す、黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2021BYを飲んだ感想。湧き上がってくるような、非常にほのかな甘み。中盤はなく、いきなりクライマックスかのように引いていく様は、酒はこうあるべきを体現しています。
6,000円以上10,000円未満

ほしいずみ「大吟醸」出品酒

愛知県の丸一酒造株式会社さんが醸す、ほしいずみ「大吟醸」出品酒を飲んだ感想。この美しい発色、これはダークカラカスだ。ピントの合った部分はキリリと鋭く、しかし全体像は何ともスムースに溶けるようなボケのグラデーション。実際は本当に繊細なので、マクロ領域まで踏み込んでこその、溶ける澄んだ甘味となだらかさ。
6,000円以上10,000円未満

ほしいずみ「純米大吟醸」滔々(とうとう)

愛知県の丸一酒造株式会社さんが醸す、ほしいずみ「純米大吟醸」滔々(とうとう)を飲んだ感想。このお酒の印象は涼し気なブルー。これは、蹲(つくばい)に浮かぶ紫陽花(あじさい)だ。とうとうと流れ出る水が作り出す旨味の波紋は、美しい紫陽花をさらに神聖なものへと昇華し、止まっている画とは思えないほどの流れを感じます。
10,000円以上

磯自慢(いそじまん)「大吟醸」28 Nobilmente(ノビルメンテ)2019

静岡県の磯自慢酒造株式会社さんが醸す、磯自慢(いそじまん)「大吟醸」28 Nobilmente(ノビルメンテ)2019を飲んだ感想。これは洋蘭のカシフレークだ。キラキラ光る点光源が美しく丸い玉となり、花弁も気持ち良く溶けるように主題の彩りに誘ってくれます。
10,000円以上

醴泉(れいせん)「純米大吟醸」玉(ぎょく)

岐阜県の玉泉堂酒造株式会社さんが醸す、醴泉(れいせん)「純米大吟醸」玉(ぎょく)を飲んだ感想。おそらくは計算された、ただ綺麗なだけではない複雑ともいえる甘味。これはカシフレークだ。何処か儚げにも見えるが、洋蘭らしく花持ちは良く高貴な花姿。慎重に観察すると見えてくるテクスチャーが、独特の世界観を感じさせてくれます。
10,000円以上

黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2020BY

福井県の黒龍酒造株式会社さんが醸す、黒龍(こくりゅう)「大吟醸」しずく2020BYを飲んだ感想。このポコポコ、プルプル。これはCarl Zeiss Makro-Planarで捉えた近接撮影のムスカリだ。小さくキュートな花姿でも、端正で精細な描写。見てください!、この可愛らしさ。しかし品も兼ね備えている所が流石の黒龍しずく。
10,000円以上

黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号2020BY

福井県の黒龍酒造株式会社さんが醸す、黒龍(こくりゅう)「大吟醸」八十八号2020BYを飲んだ感想。ポワンとした丸い光、この格調高い優雅な様は玉ボケのムスカリだ。香りの葡萄とも繋がる、ムスカリの英名グレープヒアシンス。その色も相まって美しさと気品を兼ね備える。
10,000円以上

黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2019BY

福井県の黒龍酒造株式会社さんが醸す、黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋2019BYを飲んだ感想。この艶!、これはダリアマキシだ。つるつるしていそうに見えるが、質感が損なわれているわけではなく、訴えかけてくるような描写。花弁のカーブもその配列のラインも美しい。中心部分の何とも高貴なエレガントさ。
10,000円以上

黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2020BY(ビンテージ)

福井県の黒龍酒造株式会社さんが醸す、黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2020BYを飲んだ感想。シャープで鋭い中に見つける甘味。これはチロリアンデージーだ。気持ち良い赤の花弁の中心部分は、秘めた甘味を小出しにしてくるよう。
6,000円以上10,000円未満

醴泉(れいせん)「大吟醸」蘭奢待R2BY

岐阜県の玉泉堂酒造株式会社さんが醸す、醴泉(れいせん)「大吟醸」蘭奢待R2BYを飲んだ感想。ピンっと張った緊張感のある中から見えてくる可愛らしい甘味。これは真紅の薔薇だ。その造形も美しいが、静まり返った中に写し出すリフレクションもまた気持ち良い。キリキリとシャープな描写。
10,000円以上

米鶴(よねつる)「純米大吟醸」雪女神磨き35

山形県の米鶴酒造株式会社さんが醸す、米鶴(よねつる)「純米大吟醸」雪女神磨き35を飲んだ感想。この透明感、空気感、世界観。これはCarl Zeiss Apo-Sonnarで捉えた「ニオイザクラ」だ。白背景から浮かび上がる神聖なイメージの花弁。ふわりとしていそうでシャープで明快な描写。広がる独特の世界。
4,000円以上6,000円未満

一滴千山(いってきせんざん)「大吟醸」袋吊り生原酒全国新酒鑑評会出品酒

岐阜県の武内合資会社さんが醸す、一滴千山(いってきせんざん)「大吟醸」袋吊り生原酒全国新酒鑑評会出品酒を飲んだ感想。思い浮かんだ白い花。これはコスモス・センセーションホワイトだ。美しい白のグラデーション。適度に絞り込まれているので距離の合った部分はテクスチャーも感じますが、主題の手前と奥はなだらかでツルっとしている。画面内に明確な意図の見えるピントの合った部分。
2,500円以上4,000円未満

恵那山(えなさん)「純米大吟醸」cheers美山錦無濾過生原酒

岐阜県のはざま酒造株式会社さんが醸す、恵那山(えなさん)「純米大吟醸」cheers美山錦無濾過生原酒を飲んだ感想。この爽やかな酸、これはミモザだ。近接撮影だからこその被写界深度の浅さで見える、輪切りしたようなシャープな平面。暗く落ちた背景とのコントラスト!。
6,000円以上10,000円未満

勲碧(くんぺき)「大吟醸」全国新酒鑑評会出品酒H30BY

愛知県の勲碧酒造株式会社さんが醸す、勲碧(くんぺき)「大吟醸」全国新酒鑑評会出品酒H30BYを飲んだ感想。この粒々のテクスチャー!、これは蘭の一種「Den.響」だ。万年筆のペン先を思わせる、このオレンジの飛び出し。粒粒のテクスチャーの甘味は、すぐに美しく溶け抜けていきます。
6,000円以上10,000円未満

松の寿(まつのことぶき)「大吟醸」九郎治14年熟成古酒

栃木県の株式会社松井酒造店さんが醸す、松の寿(まつのことぶき)「大吟醸」九郎治14年熟成古酒を飲んだ感想。この気品、美しいライン。これは咲き始めたころの曼殊沙華だ。自然界のものながらそのシベ(甘味)は、この世のものとは思えないほど見事な曲線を描く。そして先端で輝く可愛らしい余韻の花粉。
2,500円以上4,000円未満

梵(ぼん)「純米大吟醸」五百万石無濾過

福井県の合資会社加藤吉平商店さんが醸す、梵(ぼん)「純米大吟醸」五百万石無濾過を飲んだ感想。この清々しいあっさり感。これは睡蓮のファビオラだ。丸味を帯びた、ふんわりした花弁。水彩画を思わせるようななだらかなグラデーションは、ひっかかることのない梵らしさ。チャームポイントはチラ見せする黄色いシベ。
2,500円以上4,000円未満

流輝(るか)「純米大吟醸」Morpho(モルフォ)R2BY

群馬県の松屋酒造株式会社さんが醸す、流輝(るか)「純米大吟醸」Morpho(モルフォ)R2BYを飲んだ感想。この柔らかい描写。これはヤシコンZEISSで捉えた芙蓉だ。先日の流輝の山田錦のようなメリハリのある赤の描写ではなく、優しいピンク。濃いところも赤ではなくあくまでピンクで、その蕾はふわふわの毛糸を思わせる凝縮したような触感のソフトな甘み。花弁に付いた水滴のみずみずしさ♪。
2,500円以上4,000円未満

恵那山(えなさん)「純米大吟醸」cheersひだほまれ無濾過生原酒

岐阜県のはざま酒造株式会社さんが醸す、恵那山(えなさん)「純米大吟醸」cheersひだほまれ無濾過生原酒を飲んだ感想。この柔らかな産毛、これは逆光で捉えたルドベキアだ。強い透過光ではないので花弁のグラデーションは全体に柔らかく、産毛のようなトライコームは繊細な質感。思わず二度見するガク部分は余韻。
2,500円以上4,000円未満

恵那山(えなさん)「純米大吟醸」cheers山田錦おりがらみ生

岐阜県のはざま酒造株式会社さんが醸す、恵那山(えなさん)「純米大吟醸」山田錦おりがらみ生を飲んだ感想。これはルドベキアだ。美しいオレンジがかったイエロー。背景は適度に霞み、味をだす。全面はいかにも元気をもらえそうな、見事に広がる花弁。心地よい花脈の入ったテクスチャー。
4,000円以上6,000円未満

結ゆい(むすびゆい)「純米大吟醸」おりがらみ生原酒

茨城県の結城酒造株式会社さんが醸す、結ゆい(むすびゆい)「純米大吟醸」おりがらみ生原酒を飲んだ感想。想定していれば、気持ちを確かにこの心地よすぎる甘味を迎えることができる。じわりとにじり寄ってくる強めの甘味の割に気持ち良く引いていくので、後半の記憶がないのも頷ける。このビタミンカラー、これはキンセンカだ。おりがらみらしく気持ち良くボケるが、開放で捉えたピント面はきっちりエッジを見せる。
6,000円以上10,000円未満

蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空 生原酒

愛知県の関谷醸造株式会社さんが醸す、蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空 生原酒を飲んだ感想。この瑞々しい美しさ。これはCarl Zeiss Apo Sonnarで捉えた「雨上がりの紫陽花」だ。アポクロマート設計独特の紫の色調は気品あふれ、美しい水滴は心地よくハイライトが入りプルプルしています。
4,000円以上6,000円未満

鯨波(くじらなみ)「大吟醸」山田錦40 全国新酒鑑評会出品酒 R2BY

岐阜県の恵那醸造株式会社さんが醸す、鯨波(くじらなみ)「大吟醸」出品酒連合会長賞受賞酒山田錦40を飲んだ感想。この縦に入った筋のテクスチャーと艶、これはマクロで見たチューリップの花弁だ。花脈でなかなかの表情を演出しつつも、ちゃんと光沢感もある。
2,500円以上4,000円未満

津島屋(つしまや)外伝「純米大吟醸」四十五才の春

岐阜県の御代桜醸造株式会社さんが醸す、津島屋(つしまや)外伝「純米大吟醸」四十五才の春を飲んだ感想。この抜けの良さ!。間違いない!ジャンルは違えど、ZEISSアポゾナーの描写に似ている。空気をも写すと言われるZEISSだが、特にApo-sonnarの素晴らしいフォーカスは見せたいところの描写が明確で淀みない。そして全体像は優しく、飲んだものを落ち着かせる。