昨晩は静岡県の英君酒造株式会社さんが醸す、英君(えいくん)「大吟醸」暴君斗びん囲い活性滓酒H30BYをいただきました。
現時点で自分が最高だと思っている英君の「大吟醸」斗びん囲いを筆頭に、昨年同様「純米大吟醸」斗びん囲い、「大吟醸」暴君斗びん囲い活性滓酒の3本を丸味屋酒店さんから購入しましたので、順に紹介していくシリーズ第一弾です。
大吟醸の濁りと言えば、※1.南部美人(なんぶびじん)「大吟醸」初ばしりもめちゃめちゃ旨いのを思い出しました。また飲んでみたいなぁ。
開栓は10日前です。開栓には注意が必要な暴君ですが、今回もすんなり開栓することができました。
英君(えいくん)「大吟醸」暴君斗びん囲い活性滓酒H30BY レビュー
いつもの一合蛇の目猪口を二つ用意し、上澄み部分を五分目ほどと、滓を混ぜたものを五分目ほど注ぎました。上澄みはまずまず澄んだ部分ではありますがほどほどの澄み方で、滓を混ぜた部分はさすがに程よく霞んでいます。
まずは上澄み♪。上立ち香は、心地よく華やかに洋ナシを思わせるように香ります。華やかと言っても過ぎたることはなく、雰囲気の良い香りです。滓の方に関しても差はありませんでした。
含むと、…、…、ふ~、しみじみ旨い。すっきり甘い英君は、ここでも健在!。僅かなガス感も爽やかさを増幅してくれているよう。後半は、軽快さを活かし潔く収束。滓の方は僅かな口当たりの差はあれど、粘度を増すことはなく、軽快さを損なうどころか、その色の雰囲気も相まって爽やかです。
もう一度注意深く含む。いいなぁ、このふつふつと出てくる甘味。水面に出来る雨の波紋のように軽やかに広がり、その表情はどこかプルプルして見えます。旨いっす。
水面に出来る雨の波紋 Shizuku 2019-08-28
SONY α7Ⅲ Carl Zeiss Makro-Planar T* 2.8/60 C MMJ
f/16、1/125sec、ISO-1600、WB-6000K
この日合わせたのは、ナスの煮びたし、牛タンサラダ、焼き鳥。いろいろな味わいをコンスタントに変えても、英君はその都度レスポンス良く対応してくれました。お試しあれ。
英君(えいくん)「大吟醸」暴君斗びん囲い活性滓酒H30BY データ
醸造元 | 英君酒造株式会社(静岡県静岡市清水区) |
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使用酵母 | 静岡HD-101 |
使用米 | 兵庫県産山田錦40%精米 |
日本酒度 | +5 |
酸度 | 1.1 |
アルコール度 | 16度 |
杜氏 | 粒來保彦 |
製造年月 | 2019/06 |
容量 | 1.8L |
価格 | 7,000円(税別) |
購入 | 丸味屋酒店 |
英君(えいくん)「大吟醸」暴君斗びん囲い活性滓酒H30BYのYouTube
英君(えいくん)「大吟醸」暴君斗びん囲い活性滓酒H30BYに関するリンク
日本酒ガイド > 静岡県 > 英君(えいくん)英君酒造株式会社
英君(えいくん)「大吟醸」暴君斗びん囲い活性滓酒H30BYに関するブログ
※1.南部美人(なんぶびじん)「大吟醸」初ばしり25BY
岩手県二戸市の株式会社南部美人さんが醸す、南部美人(なんぶびじん)「大吟醸」初ばしり25BY。薄濁りらしいとろみ。そしてジュワっとくる甘味。薄濁りですが、後半は35%精米のとびっきりらしく短めの優しい柔らかい余韻。カムパネルラと天空の旅をすることが出来るようなお酒
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