昨晩は静岡県の英君酒造株式会社さんが醸す、英君(えいくん)「大吟醸」斗瓶囲いしずく生酒全国鑑評会出品酒をいただきました。
このお酒は全国新酒鑑評会に出品されたお酒を、丸味屋酒店に生のまま出荷された、所謂チャーリースペシャルです。生涯最高の酒、※1.英君(えいくん)「大吟醸」斗瓶囲雫酒県知事賞受賞酒は、※2.由紀の酒Best of the year 2016となっており、今回紹介するお酒が、その最高の酒のBY違いとなります。
英君のとびっきりシリーズとして、丸味屋酒店さんから「大吟醸」斗びん囲い、「純米大吟醸」斗びん囲い、「大吟醸」暴君斗びん囲い活性滓酒と3本購入しましたので、順に紹介していくシリーズ第三弾です。
開栓は10日前です。いつもの一合蛇の目猪口に贅沢にも八分目ほど注ぎます。色はほとんど着いておらず、比較的綺麗に澄んでいます。
上立ち香は、心地よくグレープフルーツを思わせるように香ります。全国の出品酒ながら、プンプンではなく上品に香ります。いいですね~この滲み出てくるような香り。
含むと、やっぱり綺麗。ほんのり甘味がつつき出されてきます。甘味の中には僅かな酸が混在しており、その主張を自然と探している自分。後半の余韻は短めで、あっさりと引き上げていきます。
もう一度注意深く含む。果実から滴り落ちてくるしずく(甘味)を下で待ち構える。ようやく一滴。ふ~っと顔がほころぶ。しかし次の一滴が待てず、思わず吸い付く。じゅわっと染み出してくる甘味。旨いっす。
この日に合わせたのは、三重県産ハタマスの刺身。初めて聞いた名前ですが、容姿もお顔に付いた脂?も、何だかクエを彷彿とさせます。
後から調べたところ、ハタマスはマハタで、どちらもハタ科の魚だそうです。体に縦縞があればハタマスだそうで、冬場が旬のクエに対し、ハタマスは夏場が旬とのこと。姿造りだと見分けがつきにくいですね。
そんなことも知らずに、ありがたみも分からずがっつり頂きました。捌きたてのコリっまではいかないまでも、結構な歯ごたえ、むちっとした食感から口中に広がる甘味。「マジか?これ!相当旨いぞ!」っと親父と二人で絶賛しながらほとんど食べてしまいました。鍋ならもう少し濃いお酒が欲しくなったかもしれませんが、上品な刺身には上品な英君が絶妙のマッチング。お試しあれ。っと書きたいところですが、我が家でもこの組み合わせをもう一度実現するのは結構贅沢です。
英君(えいくん)「大吟醸」斗瓶囲いしずく生酒全国鑑評会出品酒 データ
醸造元 | 英君酒造株式会社(静岡県静岡市清水区) |
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使用酵母 | 静岡HD-101 |
使用米 | 兵庫県産山田錦40%精米 |
日本酒度 | +6 |
酸度 | 1.2 |
アルコール度 | 16度 |
杜氏 | 粒來保彦 |
製造年月 | 2018/06 |
容量 | 720ml |
価格 | 3,500円(税別) |
購入 | 丸味屋酒店 |
英君(えいくん)「大吟醸」斗瓶囲いしずく生酒全国鑑評会出品酒 YouTube
英君(えいくん)「大吟醸」斗瓶囲いしずく生酒全国鑑評会出品酒に関するリンク
日本酒ガイド > 静岡県 > 英君(えいくん)英君酒造株式会社
英君(えいくん)「大吟醸」斗瓶囲いしずく生酒全国鑑評会出品酒に関するブログ
※1.これまで自分が飲んできた中で最高の酒、英君(えいくん)「大吟醸」斗瓶囲雫酒県知事賞受賞酒
静岡県の英君酒造株式会社さんが醸す、英君(えいくん)「大吟醸」斗瓶囲雫酒県知事賞受賞酒。綺麗な甘味。これだけの甘味を表現しながらも、やはり瞬時に口中からなくなっていく。それはまるで新幹線500系の2両編成。うわぁ♪500系、え?。そのあり得ない光景も一瞬の出来事。
※2.由紀の酒 Best of the year 2016
由紀の酒-日本酒談義-管理人が勝手に選ぶ、由紀の酒 Best of the year。2016年に自宅で飲んだお酒の中でもっとも心に残ったお酒を紹介いたします。
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