昨晩は静岡県の富士錦酒造株式会社さんが醸す、富士錦(ふじにしき)「大吟醸」金・山田錦をいただきました。
先日、5月31日(日)に富士錦の蔵元、清信一さんと、英君の蔵元、望月裕祐さんをお迎えしてオンライン日本酒会を開催しました。その時に合わせて準備したお酒で、「大吟醸」山田錦と「吟醸」山田錦の二種類を購入いたしました。順に紹介するシリーズ第一弾、「大吟醸」金・山田錦です。
富士錦を我が家でじっくりといただくのは、知事賞受賞酒以来です。このブログで確認したところ、2005年2月となっているので、実に15年ぶりのようです。
ここで裏ラベルの内容も引用いたします。
富士錦大吟醸「金」は、厳寒の候、日本酒造技術の髄粋を結集し、酒造好適米を高度精米し醸造された昔ながらの手造りの日本酒です。低温熟成された富士錦大吟醸は、含み香が絶妙で、このまま冷やして飲むのが、おいしく召し上がるコツです。
富士錦(ふじにしき)「大吟醸」金・山田錦 レビュー
開栓は5月31日で、二週間強経過しております。いつもの一合蛇の目猪口に8分目ほど注ぎます。比較的綺麗に澄んでおり、色もほとんど着いていません。
上立ち香は、心地よく華やかで、メロンの様に香ります。以前いただいた県知事賞受賞酒は静岡酵母HD-1でしたので、これも静岡酵母と思われますが、酢酸イソアミルだけでなく、バランスよくカプロン酸エチルも出ているイメージ。アルコールの添加が良い方に働いていそうです。非常に我が家好みの香りです。いい香り乗ってんね~♪
含むと、…、綺麗!。少々冷えている温度帯も相まって、美しいほのかな甘みと、滑らかな口当たり。静岡らしく酸は抑えめで、上品かつ安心感。後半は短めで、颯爽と引き上げていきます。…、ヤバみ。所謂飲み過ぎてしまいそうな危険な酒です。
もう一度注意深く含む。この優しさ、そして誘導帯でいざなわれた安心感。これは、シマウマだ!。時を忘れ眺めていられる優しい目。そしてゼブラゾーン。旨いっす。
今回はあえて代表的な吟醸香の成分を表記してみました。これまで同様、出来る限り難しい専門用語は使わず、表現できればとは思います。
この日合わせたのは、ささみサラダに胡麻ドレッシング。ささみのあっさり旨味に胡麻の風味が活かされ、富士錦の優しさとも良く合っていました。お試しあれ。
この記事を書いていて気が付いたのですが、四合瓶3,000円、一升瓶8,000円(いずれも税別)って何か間違ってない?。
富士錦(ふじにしき)「大吟醸」金・山田錦 データ
醸造元 | 富士錦酒造株式会社(静岡県富士宮市) |
---|---|
使用米 | 山田錦40%精米 |
使用酵母 | - |
日本酒度 | +3 |
酸度 | 1.4 |
アミノ酸度 | - |
アルコール度 | 16度 |
仕込水 | 富士山系伏流水(軟水) |
杜氏 | 小田島健次(南部杜氏) |
製造年月 | 2020/05 |
容量 | 720ml |
価格 | 3,000円(税別) |
購入 | 富士錦酒造株式会社 |
富士錦(ふじにしき)「大吟醸」金・山田錦のYouTube
富士錦(ふじにしき)「大吟醸」金・山田錦に関するリンク
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