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伯楽星(はくらくせい)「純米大吟醸」雪華おりがらみ本生

伯楽星(はくらくせい)「純米大吟醸」雪華おりがらみ本生

 昨晩は宮城県の株式会社新澤醸造店さんが醸す、伯楽星(はくらくせい)「純米大吟醸」雪華おりがらみ本生をいただきました。

 伯楽星は多くの銘柄がある中でベスト10に名前が挙がるほどの人気銘柄ですが、この雪華(せっか)は飲んだことがありませんでした。雪華(せっか)とは雪の結晶や雪が降ることを花に例えたもので、冬の季語だそうです。

 日本酒で雪花と言えば、三輪酒造さんの吟雪花が思い浮かびます。間に月が入って越乃雪月花というのもありました。いずれも旨い酒だったのを思い出します。はたして、この雪華はどうでしょう。

 裏ラベルには…

 「フレッシュな搾りたての味」を意識し、皆様にお届けできるよう、搾ってから速やかに出荷される限定の「生」でございます。「究極の食中酒」を意識し、一層食材を引き立てる事、綺麗でで爽やかなキレを演出する事を大切にしています。繊細ながらも芯のある味わいをお楽しみください。

 とあります。綺麗でで爽やかなキレはいかに…。

 いつものように一合蛇の目に八分目ほど注ぎます。おりがらみらしく、うっすらと雪化粧。上立ち香は、穏やかでほんのりとマスカットを思わせるように香ります。嫌味のないゴクっといきたくなるような香りです。

 含むと、さわさわと舌を取り巻くように広がった旨味が、じんわり浸み込んできます。久しぶりに感じる長めの余韻は、さきほどまであった口中の甘味を消している。なるほど、さすが食中酒!。何か食べたくなります。

 しかし、そこはしばし我慢でもう一度注意深く含む。いかにも生酒らしい甘味と酸味のバランスは、これまでよく飲んでいた生詰の伯楽星よりも今風のメリハリを感じます。後半の場面の変化は、なるほど爽やかなキレの演出。いい感じだぁ♪

 食事をすすめつつ飲む。何という一体感♪、食卓に馴染む、溶け込む。そこにいるのが自然と思わせる酒。旨いっす。

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伯楽星(はくらくせい)「純米大吟醸」雪華おりがらみ本生 データ

醸造元 株式会社新澤醸造店(宮城県大崎市)、川崎蔵(宮城県柴田郡川崎町)
使用米 雄町40%精米
日本酒度 +5
酸度 1.5
アルコール度 16度
仕込水 山上清水
杜氏 新澤巌夫(兼蔵元)
製造年月 2016/02
容量 1.8L
価格 6,000円(税別)
購入 はせがわ酒店

伯楽星(はくらくせい)「純米大吟醸」雪華おりがらみ本生に関するリンク

日本酒ガイド > 宮城県 > 伯楽星(はくらくせい)株式会社新澤醸造店

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