昨晩は富山県の富美菊酒造株式会社さんが醸す、羽根屋(はねや)「純米吟醸」煌火(きらび)生原酒2019をいただきました。
このお酒は2013年に勝手に選ぶ、由紀の酒 Best of the year に輝いております。その年の一番のお酒を二部門(とびっきり部門、コストパフォーマンス部門)に分け、一本ずつ選出させていただいております。
このブログを記載するときに、管理者のみ見える形で、立香:00/10、含香:00/10、含み:00/20、切れ:00/30、独特:00/10、CP:00/20、合計:000/100、と点数をつけております。実は今年から100点満点は変わりませんが「切れ」の重みづけを増し、他を調整しております。
羽根屋(はねや)「純米吟醸」煌火(きらび)生原酒 レビュー
開栓は5月7日で、封開けから3週間が経過しております。色は僅かな緑黄色で、比較的綺麗に澄んでいます。
上立ち香は、心地よく華やかに、ライチを思わせるように香ります。ライチと言うと、自分的には濃いイメージのあるお酒に多かったので、ある意味意外です。しかし嫌みはなく我が家好みのいい香りです。
含むと、…、相変わらずだなぁ。綺麗な甘み。60%精米とありますが、麹だけでも40%くらいまで磨いているのでは?と言う印象の美しいほのかな甘み。酸は甘味と共にバランスを取っており、突出して感じるわけではなく上品に後半の余韻へと繋げ、捌けていきます。間違いない!、やはり高密度という印象のいい酒です。
もう一度注意深く含む。この気品、妖艶なイメージもあるが、あくまで上品。これは胡蝶蘭だ。花弁の質感も感じる描写だが、ぼこぼこと凹凸があるわけではなく、テクスチャーに留めているところがエレガント♪。旨いっす。
この日合わせたのは、焼きそば。ソース焼きそばにせず、オリーブオイルとニンニク、マジックソルトを使った塩焼きそば。もやしやキャベツの旨味も加わりイイ感じ。これが羽根屋の程よい甘味とマッチしていました。お試しあれ。
羽根屋(はねや)「純米吟醸」煌火(きらび)生原酒 データ
醸造元 | 富美菊酒造株式会社(富山県富山市) |
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使用米 | 富山県産五百万石60%精米 |
アルコール度 | 16度 |
杜氏 | 羽根敬喜(兼蔵元) |
製造年月 | 2020/02 |
容量 | 720ml |
価格 | 1,528円(税別) |
購入 | 酒泉洞堀一 |
羽根屋(はねや)「純米吟醸」煌火(きらび)生原酒のYouTube
羽根屋(はねや)「純米吟醸」煌火(きらび)生原酒に関するリンク
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