昨晩は富山県の富美菊酒造株式会社さんが醸す、羽根屋(はねや)「純米吟醸」煌火(きらび)生原酒28BYをいただきました。
しぼりたて生原酒と言うことで、瓶詰し出荷された製造年月の2016.07が上槽直後と判断し、勝手ながら28BYと表示しておりますが、実は微妙です。醸造年度は酒税がかかる製造場からの移出時ではなく、一般的に上槽時(お酒を搾った時)で表示されるので、製造年月とは異なります。
四季醸造の富美菊酒造さんの場合、仕込みから上槽が醸造年度をまたぐことが考えられます。このお酒に関して言えば、上槽が6月だった可能性もあるので、27BYかもしれません。お酒って難しいですね。
※由紀の酒 Best of the year 2013のお酒ということで、躊躇なく一升瓶で購入させていただきました。しばらく楽しめそうと思っていたのですが、すでに半分ありません。
上立ち香は比較的穏やかで白桃の様に香ります。おや?、今まで煌火(きらび)に感じたことがない系統の香り。あくまでイメージですがやや抑え目に感じます。
含むと、ん~、これこれ♪、酸味が抑えられたこの甘味。しかし今まで飲んだ煌火の中では、もっとも広がりを感じ、芳醇と表現したくなるほどの甘味。いままでのコントラストでセパレートされたような限定的なクリアな甘味ではなく、広がります。
もう一度注意深く含む。すべる甘味!。テーブルの上をトランプのカードが滑るように…、しかも53枚が扇状に一気に広がります。すべて滑り落ちたかと思いきや、偶然一枚だけテーブルに残ったカードの余韻。どきどきしながら裏返すとハートのエース。旨いっす。
羽根屋(はねや)「純米吟醸」煌火(きらび)生原酒 データ
醸造元 | 富美菊酒造株式会社(富山県富山市) |
---|---|
使用米 | 国産米60%精米 |
アルコール度 | 16度 |
杜氏 | 羽根敬喜(兼蔵元) |
製造年月 | 2016/07 |
容量 | 1.8L |
価格 | 2,880円(税別) |
購入 | はせがわ酒店 |
羽根屋(はねや)「純米吟醸」煌火(きらび)生原酒に関する以前のレビュー
羽根屋(はねや)「純米吟醸」煌火(きらび)生原酒27BY
昨晩は富山県の富美菊酒造株式会社さんが醸す、羽根屋(はねや)「純米吟醸」煌火(きらび)生原酒27BYをいただきました。
このお酒が※Best of the year 由紀の酒になってからは毎年購入させていただいてますが、抜群の安定感ということもあり可能であれば一升瓶で購入したいお酒です。今回も一升瓶で入手できたのでしばらく楽しめそうです。
富美菊酒造さんは四季醸造ということもあり、購入時期によっては醸造年度を書くとき自信がなかったりします。今回は羽根さんに確認させていただきました。羽根さん、突然のメッセージ失礼いたしました。
裏ラベルの文言が微妙に変わっておりましたので抜粋いたします。
艶やかな煌きのようでいて、
海のように包み込む。
心に染みるように優しいお酒です。
年間を通して醸造しているため常にしぼりたての
フレッシュな生酒でお届けしています。
本生の日本酒です。開栓前、開栓後共冷蔵庫にて
保管の上お早めにお飲み下さい。
羽根屋蔵元四代目、杜氏 羽根敬喜。
魂をこめて醸す一滴一滴に
想いを込め、全てを賭ける。
本当に旨い日本酒のために
出来ることの全てを。
開栓は二日前です。上立ち香は比較的華やかでマスカットの様に香ります。ここのところ飲んだ中では最も香り高く、しかし高すぎない、我が家好みのいい香りが出ています。
含むと、これです♪、待ってました!。いかにも羽根屋らしいクリアな甘味。しかしただクリアなだけではないこの甘味は、僅かに感じる酸が演出するエロス。何とも魅惑的です。
もう一度注意深く含む。二口目にあらためて感じる綺麗さ。やっぱりそう…、魅力的ではなく魅惑的。もっと濃い酒に感じるような秘めたものがありそうな妖しさ。美しい♪。
後半は短めではあるがほのかな余韻。切れよくまとまっているので伸びるわけではないが、しかし次へといざなうには十分な余韻。そして、それを拒めなくする何か。以前このお酒を黒木メイサさんに形容したが、今回確信に至りました。旨いっす。
羽根屋(はねや)「純米吟醸」煌火(きらび)生原酒26BY
昨晩は富山県の富美菊酒造株式会社さんが醸す、羽根屋(はねや)「純米吟醸」煌火(きらび)生原酒26BYをいただきました。
このお酒はBest of the year 由紀の酒にもなっております。今回は運良く一升瓶で入手できました。しばらく楽しめそうです。
上立ち香は心地よくマスカットのように香ります。つけたような香りで無く自然な香り、高級感があります。含むと、煌火としてはこれまでに感じたことがないほどの、炭酸を伴うフレッシュジューシーな甘味でメリハリを感じます。好きなんですよね~、こう言うメリハリ甘味。満開の桜並木のトンネルを思いうかべます。しかし、最近の流行でもあるので羽根屋でなくても・・・とも思ってしまう。炭酸が落ち着いたら、バランスがどうなるか・・・。
と言うことで、3日後です。香りの上質感に変わりなく、三千円のお酒であることを忘れさせてくれます。含むと、開栓直後と比べ見事に落ち着いた炭酸。そして、なんと!あのメリハリまで落ち着き、見事にクリアな甘味がお淑やかに舌に触れる。ギュイっと腕を組むのではなく、すっと袖を優しくつままれたよう。
美しい♪・・・
そして、何とも言えぬ安心感。桜並木は新緑のトンネルとなり、木漏れ日を感じながら何処までも一緒にゆっくりと歩いていきたいが、収束は想像通り結構はやめ。旨いっす。
羽根屋(はねや)「純米吟醸」煌火(きらび)生原酒25BY
昨晩は富山県の富美菊酒造株式会社さんが醸す、羽根屋(はねや)「純米吟醸」煌火(きらび)生原酒25BYをいただきました。このお酒は昨年の由紀の酒 Best of the year 2013受賞酒です。
昨年の写真を見ると、裏側に張ってある生酒シールが表から見え、写真映えしなかったことを反省に、今回は生酒シールをはがしてから撮影いたしました。うん♪この方が美しい。(自己満足)
上立ち香は心地よくパインのように香ります。満点の星を見ているかのようで、吸い込まれそうな香りです。まさに煌びやか。含むと・・・
美しい♪・・・
相変わらずの非常に落ち着いたほのかな甘み、クリスチャンではないのだが、この綺麗さは教会の空気のようでもある。心が洗われるかのような厳かな空間。後半の凛とした引き際も見事です。
この雰囲気・・・
黒木メイサさんだ。凛とした美しさながら、何処か?可愛らしい。旨いっす。
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羽根屋(はねや)「純米吟醸」煌火(きらび)生原酒24BY
昨晩は富山県の富美菊酒造株式会社さんが醸す、羽根屋(はねや)「純米吟醸」煌火(きらび)生原酒をいただきました。裏ラベルには・・・
全ての酒を大吟醸のように醸す。
蔵元杜氏が魂を込めて醸す酒。
杜氏 羽根敬喜
ほとばしる美味しさをそのまま詰め込んだ生原酒です。
夜空を彩る花火の艶やかな煌きのようでいて
海のように優しく包み込む。
心に染みるような優しいお酒です。
とあります。
上立ち香はほのかながらパインやマスカットのように香ります。含むと優しい甘味♪。ほのかな酸はワクまで行かず、器(うつわ)となって全体を支えており、まとまりを見せる。原酒でこの優しさ!。60%精米とあるが、粕歩合の高さを思わせる酒質の良さ、キレ。旨いやんけ~。飲み進んで行くと、温度が上がったためか?ひとまわり大き目の器(うつわ)に変化し、楽しませてくれます。旨いっす。
羽根屋(はねや)「純米吟醸」煌火(きらび)生原酒に関するリンク
日本酒ガイド > 富山県 > 羽根屋(はねや)富美菊酒造株式会社
羽根屋(はねや)「純米吟醸」煌火(きらび)生原酒に関するブログ
2016/02/19 羽根屋(はねや)「純米吟醸」煌火(きらび)生原酒27BY
2015/04/16 羽根屋(はねや)「純米吟醸」煌火(きらび)生原酒26BY
2014/08/03 羽根屋(はねや)「純米吟醸」煌火(きらび)生原酒25BY
2013/09/07 羽根屋(はねや)「純米吟醸」煌火(きらび)生原酒24BY
コメント
羽根屋 純米吟醸 煌火 生原酒 28BY
本日の家飲み 羽根屋 純米吟醸 煌火 生原酒 28BY
富山県富山市のお酒です。
ブログ登場は2回目ですね、外飲みでも何度かいただいた記憶があります。
当ブログ…