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廣戸川(ひろとがわ)「純米大吟醸」夢の香

廣戸川(ひろとがわ)「純米大吟醸」夢の香

 昨晩は福島県の松崎酒造店さんが醸す、廣戸川(ひろとがわ)「純米大吟醸」夢の香をいただきました。

 昨年のSAKE COMPETITION 2014のフリースタイル部門で、廣戸川(ひろとがわ)の大吟醸が一位になっていたこともあり、一度は飲んでみたいと思っていた銘柄です。今回縁あってカネセ商店さんからお取り寄せいたしました。

 夢の香が使われたお酒は今までにも、ロ万や寫楽を飲んではいますが、単独で使われているわけではありませんでした。今回、夢の香を単独で、しかも40%精米の純米大吟醸という事でしたので、ちょっと調べてみました。

 国立開発研究法人の農研機構さんによると…

 夢の香は1991年に福島県農業試験場において、五百万石に替わる良質な酒造好適米品種を育成する目的で、母株に八反錦1号、父株に出羽燦々を人工交配し育成された。出穂、成熟期は五百万石よりやや遅い”中生の早”。稈長、穂長は五百万石より短いことから、耐倒伏性は五百万石よりやや強い。玄米は千粒重が五百万石並の大粒で、心白の発現が良好。醸造適性は五百万石より吸水性が早い、砕米が少ないなど、原料処理がしやすい。醪で溶けやすい軟質米。

 とのこと。楽しみな米のようです。

 上立ち香は、華やかで心地よくマスカットを思わせるように香ります。何か落ち着く♪、いい香り出てます。

 含むと、じゅわっと広がる甘味は、なるほど醪で溶けた感があるが、まったくといって良いほど嫌味のない甘味です。今までにも和三盆と形容したお酒があったが、この純粋に浸み込んでくる甘味はまさに和三盆。なじむ~。

 もう一度注意深く含む。何なんでしょう?、この違和感のなさ。すでに、そこにいて当たり前のような存在になってます。人肌までの燗でこの馴染みは同様に楽しめるが、冷酒での馴染みが秀逸で引き際も見事。強烈に旨いっす。

 ん~、これが一升瓶価格で4,000円か。素晴らしいコストパフォーマンスです。

※コストパフォーマンス部門 由紀の酒 Best of the year 2015 金賞


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廣戸川(ひろとがわ)「純米大吟醸」夢の香 データ

醸造元 松崎酒造店(福島県岩瀬郡天栄村)
使用米 福島県産夢の香40%精米
日本酒度 +1
酸度 1.4
アルコール度 15度
仕込水 釈迦堂川伏流水(軟水)
杜氏 松崎祐行(兼蔵元)
製造年月 2015/06
容量 720ml
価格 2,000円(税別)
購入 株式会社カネセ商店

廣戸川(ひろとがわ)「純米大吟醸」夢の香に関するリンク

由紀の酒 > 日本酒ガイド > 廣戸川(ひろとがわ)松崎酒造店

由紀の酒 Best of the year 2015

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