昨晩は青森県の三浦酒造株式会社さんが醸す、豊盃(ほうはい)「純米」七七、七をいただきました。
このお酒には低グルテリン米「春陽」という米が使われています。ちょっと調べてみたところ、母:ニホンマサリ変異体(LGC1)、父:北陸153号。腎臓病、糖尿病の患者向けに開発された米で、易消化性タンパク質の含量が一般品種に比べ約4割少ないとのこと。融けにくそうなこの米を、低精米と焼酎用の麹で糖化し仕込んだそうです。
上立ち香はほのかにラムネ香。含むと特徴のある強烈な酸味がほのかな甘味を抑えて支配します。甘酸のお酒の中でも、きっちり醗酵しきったかのようなしっかりとした造りを感じる?変わったバランスながらこの安心感は何処から来るのか。
昨晩のアテは寿司。食事が進み、酒も飲み進んでいくと、どんどん酸味が消え甘味が顔を出してきます。ほんと酢飯は酒を甘く感じさせてくれます。「日本一不味い酒を造ってみました」とのフレコミでしたが、旨いやんけ~。
豊盃(ほうはい)「純米」七七、七 データ
醸造元:三浦酒造株式会社(青森県弘前市)
使用米:低グルテリン米「春陽」77.7%精米
アルコール度:16.0~16.9
瓶詰:11/08
杜氏:三浦剛史、三浦文仁
1.8L 2,436円(税込み)
購入・・・富屋酒店
豊盃(ほうはい)「純米」七七、七に関するリンク
コメント