昨晩は愛知県の関谷醸造株式会社さんが醸す、蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空 2020をいただきました。
由紀の酒-日本酒談義-では、オンライン日本酒会を開催させていただいております。その会のゴールデンウィークスペシャルとして、蓬莱泉の蔵元、関谷さんにも参加いただけました。その時は残念ながら用意できなかったのですが、強烈に飲みたくなったので購入してきました。
蓬莱泉としては特に「空」は相変わらず入手困難で、なかなか店頭に単独では並びません。正直多少遠慮しておりましたが、掛け米が40%精米となったことから飲んでみたいと思ってました。そこに見たことのない「和」が!。数量限定のレア物と聞いたら、購入しないわけにはいきません。
結局二本とも購入し、前回「和 熟成生酒 微炭酸」を紹介させていただきました。それに引き続き、今回はいよいよオール40%精米となった「空」の紹介です。
蓬莱泉「空」についての詳細は、オフィシャルサイトよりも内容が濃いと自負できる、弊サイトの「空マニア」を最下部リンクからご参照ください。
蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空 2020 レビュー
開栓は7月23日(祝)で五日ほど経過しております。いつもの一合蛇の目猪口に八分目ほど注ぎます。色はほとんどついておらず、綺麗に澄んでいます。
上立ち香は、穏やかながら心地よくマスカットを思わせるように香ります。空は基本一年熟成ですが、熟成から来るような香りは微塵もありません。落ち着いた我が家好みの吟醸香です。
含むと、…、美しい。何というバランス。酸味は抑え込まれており、ほのかな甘みが滑らかに喉をかすめていきます。キラリと光る甘味、艶。そして収束。なかなかの素早い引き際。大好きだわぁ~この表現。低温熟成のいいとこどり。
もう一度注意深く含む。この滑らかなバランスと艶、これはミルククラウンだ。美しいだけでなく、きらりと光る光芒。流石zeiss!、プラナーの御親類だけあってプルプルしています。旨いっす。
ミルククラウン 2019-07-23撮影
SONY α7Ⅲ
Carl Zeiss Makro-Planar T* 2.8/60 C MMJ
f/11、1/1000sec、ISO-100、60mm、WB-5650K
この日に合わせたのは、お気に入りの浜松餃子。お酒と合わせるときは餃子のタレはなしで、キャベツの甘味を堪能します。野菜独特の優しい甘味と、蓬莱泉はベストマッチ。お試しあれ。
蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空 2020 データ
醸造元 | 関谷醸造株式会社(愛知県北設楽郡設楽町) |
---|---|
使用米 | 麹米掛米共、山田錦40%精米 |
アルコール度 | 15度 |
仕込水 | 奥三河湧き水(軟水) |
杜氏 | 遠山久男(統括杜氏)荒川貴信(本社蔵杜氏) |
製造年月 | 2020/06 |
容量 | 720ml |
価格 | 3,250円(税別・箱なし) |
購入 | 酒のきまた |
蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空 2020に関するYouTube
蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空 2020に関するリンク
日本酒ガイド > 愛知県 > 蓬莱泉(ほうらいせん)関谷醸造株式会社
コメント