昨晩は愛知県の関谷醸造株式会社さんが醸す、蓬莱泉(ほうらいせん)「純米吟醸」和、熟成生酒、微炭酸をいただきました。
由紀の酒-日本酒談義-では、オンライン日本酒会を開催させていただいております。その会のゴールデンウィークスペシャルとして、蓬莱泉の蔵元、関谷さんにも参加いただけました。その時は残念ながら用意できなかったのですが、強烈に飲みたくなったので購入してきました。
蓬莱泉としては特に「空」は相変わらず入手困難で、なかなか店頭に単独では並びません。正直多少遠慮しておりましたが、掛け米が40%精米となったことから飲んでみたいと思ってました。そこに見たことのない「和」が!。数量限定のレア物と聞いたら、購入しないわけにはいきません。
「空」と「和 熟成生酒 微炭酸」と二本購入してきましたので、順に紹介していきます。
オフィシャルサイトの説明は…
和熟成生酒に炭酸ガスを充填しました。微炭酸を感じさせる口当たりが心地よいお酒です。
とあります。炭酸ガス充填!、楽しみです。
蓬莱泉(ほうらいせん)「純米吟醸」和、熟成生酒、微炭酸 レビュー
開栓は7月23日(祝)で五日ほど経過しましたが、前半は開栓当日のレビュー、後半はちょいと反則の追いガス充填となります。いつもの一合蛇の目猪口に八分目ほど注ぎます。色はほとんどついておらず、綺麗に澄み、炭酸の気泡がびっしりとついています。
上立ち香は、穏やかで明確でないものの、白桃を思わせるように香ります。熟成から来るような香りは微塵もありません。
含むと、…、しゅわっと来た直後に、じわりと広がる結構強めの甘味。奥に霞むように見える米の旨味。炭酸以外の酸はあまり感じられないこともあってか?、中盤もプクリと膨らんだままの甘味。そのまま後半の余韻へと繋がります。
五日後のレビューです。微炭酸がさらに弱くなり、甘味が目立ってきました。あの炭酸をもう一度♪となったので、ドリンクメイトの登場です。いっそのこと微炭酸どころか、強炭酸まで充填してみました。夏らしくロックで吟醸グラスに入れていただきます。
あの初日のシュワっが蘇り、何とも爽快♪。そして、綺麗な甘み。強めの炭酸がバランスを取り、甘味を抑え込んだ分クリアになった様。中盤から終盤の捌けも速くなり飲みやすい!。
これは、水槽の中で涼し気に泳ぐ金魚だ。エアレーションの泡は爽快かつ、綺麗な甘みは艶やかな魚体。炭酸が増すことで得られる透明感。旨いっす。
オフィシャルサイトを見ると300mlもあるようなので、炭酸を感じながら飲み切ることができる量がお勧めかな?
水槽の中で涼し気に泳ぐ金魚 2019-05-29撮影
SONY α7Ⅲ
Carl Zeiss Planar T* 1.4/85 MMJ
f/8、1/125sec、ISO-3200、85mm、WB-5450K
この日に合わせたのは、とんかつの卵とじ。さくっとした衣を歯が通過するとじゅわっと染み出てくる肉汁。卵と玉ねぎの旨味が広がる♪。ここからサワーっと洗い流れる蓬莱泉。お試しあれ。
蓬莱泉(ほうらいせん)「純米吟醸」和、熟成生酒、微炭酸 データ
醸造元 | 関谷醸造株式会社(愛知県北設楽郡設楽町) |
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使用米 | 麹米、山田錦50%精米、掛米、チヨニシキ50%精米 |
アルコール度 | 15度 |
仕込水 | 奥三河湧き水(軟水) |
杜氏 | 遠山久男(統括杜氏)荒川貴信(本社蔵杜氏) |
製造年月 | 2020/06(7月1日発売) |
容量 | 720ml |
価格 | 1,800円(税別) |
購入 | 酒のきまた |
蓬莱泉(ほうらいせん)「純米吟醸」和、熟成生酒、微炭酸に関するYouTube
蓬莱泉(ほうらいせん)「純米吟醸」和、熟成生酒、微炭酸に関するリンク
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