由紀の酒外部記憶装置の古@由紀の酒が、今回この記事を担当させていただきます。
要望もあったので、先週の生道井の原田酒造の蔵開きの覚書。
12/6(日) 11:00~17:00
10:38 東浦着の電車に乗ると、金山あたりから知り合いにぽこぽこ遭遇。
東浦駅に到着すると、蔵に向かう人が大挙して降り、送迎車に乗り込んでいく。
11時前に蔵に到着すると、予約されたお酒を引き取る方々や、販売されていたちゃんこ鍋でにぎわいを見せる。
11時になると、蔵の解放と、無料試飲のお酒が並べられる。
無料試飲は定番として
本醸造 生道井
特別純米 於大の舞
特別純米 衣が浦若水 加水火入
純米吟醸 衣が浦若水
の4種と、
変わり種として花酵母仕込みの
特別純米 華名城(はなのしろ) 26BY
があり、さらに特別酒として、
特別純米 衣が浦若水 槽口直取り スパークリング 26BY
純米大吟醸 卯の花
大吟醸 卯の花
の3種が、かわりばんこに提供される。
そして、蔵の中に入ると、「本醸造 生道井 しぼりたて 辛口」のお酒になる醪の仕込みタンクを見学したり、槽でお酒を搾っている真ん前で、本当にしぼりたての「特別純米 衣が浦若水 しぼりたて」を試飲できる。
また、蔵の外では、各お酒の販売、宅急便の受付、酒粕の販売、甘酒の振る舞い、ちゃんこ鍋の販売がされる。
ちゃんこ鍋が売り切れた後は、奈良漬(甘口と辛口)の販売と、黒ニンニクの販売がされる。
各お酒の個人的な感想は以下。
特別純米 衣が浦若水 しぼりたて 27BY
槽からお酒の生まれる音を聞きながら、搾られて流れ出てくるお酒を見ながら、本当にしぼりたてのお酒を味わえることのなんと贅沢なことか。今後、どういう風に育っていくのか未来を想像しながら呑むのも堪らない。
今年のしぼりたてのお酒は、優しめ。ガス感弱めで、優しい酸と甘みで、スイートな感じ。若々しさが嬉しい。
本醸造 生道井
味わい良く、キレもある。濃さは弱め。
特別純米 於大の舞
適度な甘みと酸があり、旨みも良い。
特別純米 衣が浦若水 加水火入
甘弱な感じ。味わい良い。
純米吟醸 衣が浦若水
キレとバランスがあり、味わいに満足感がある。やっぱりこのお酒は旨いね。
特別純米 衣が浦若水 槽口直取り スパークリング 26BY
スパークリングとしての飲み頃を超えていて、発泡は弱め。だけど、当日呑んだ中で一番生道井らしさを感じる。弱い泡と味ののった甘旨がグッとくる。うーまーいー!
特別純米 華名城(はなのしろ) 26BY
甘いっ!酸っ!甘酸っぱいね!
純米大吟醸 卯の花
キレイで程良い甘みと旨み、キレも良い。
大吟醸 卯の花
香り、甘み、キレ。しみじみ旨い。たまんねー!
蔵開きのときはしぼりたてが特別価格で買えるし、時間による味わいの変化を楽しめるのもあり、非常に楽しい蔵開き。
12月の第1週という造りの忙しい時期に、ここまで素晴らしい蔵開きを開催してくれる蔵元に感謝!
そして、搾りの時期を蔵開きに合わせてくれる杜氏に感謝!
末永く楽しみたい蔵開きです。
以上、由紀の酒外部記憶装置の古@由紀の酒でした。
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