昨晩は静岡県の磯自慢酒造株式会社さんが醸す、磯自慢「純米大吟醸」愛山中取りをいただきました。
このお酒は由紀の酒オフ会相談役、突撃隊長のMASAさんにお願いいたしました。感謝。
以前このお酒を自宅でじっくりと飲んだのは、まだグラッパボトルになる前でした。ブログに記載がないのでラベルを調べると、製造は2003年となっていました。16年ぶりの愛山とびっきり!。
磯自慢はこのブログでも17本紹介しておりますが、このお酒も含めてブルーボトルなどのとびっきりの感想は、ブログが始まる前なんですね。順次UPしていきます。
例によって裏ラベルの文言も引用しておきます。
希少米、特A地区特等愛山の米質を、最適に表現いたしました。愛山のお米から生まれた雫をどうぞお楽しみいただけましたら幸いでございます。
毎年秋に限定販売をさせていただいております。
冷蔵保管していただき、開栓後は2~3日、一週間と味わいの変化をお楽しみいただき、なるべく半月以内くらいでお召し上がりください。
とあります。これまでの磯自慢のイメージからすると、開栓後であっても、もっと長い期間楽しめるでしょ!と思われるが、残念ながら開栓したらなくなるのが早い磯自慢です。
ん?、減りは速いで、なくなるのは早いで合ってるよね?。ニホンゴ、ムツカシイネ。
開栓は三か月ほど前で、小瓶に入れ保管してありました。いつもの一合蛇の目猪口に八分目ほど注ぎます。色はほとんどついておらず、綺麗に澄んでいます。
上立ち香は、比較的華やかでライチのように香ります。やや揮発感を伴うような香り。
含むと、おおお、キリキリとエッジのきいたシャープな味わい。ほんのり甘味は昔飲んだ時の印象と同一ながら、酸の出かたと後半の複雑さはパワフルで、愛山の「らしさ」のようなものを感じます。
もう一度注意深く含む。ん~唸るようなこの光景。これは、四日市工場夜景のキレッキレ描写に、幻想的な「ほんのり甘味」の玉ボケを多重露光で配したよう。奥に潜むエッジのきいたパイプ群と相反し、手前を覆うソフトな玉ボケ。美しい!、旨いっす。
この日に合わせたのは、豚の生姜煮込み。とろりとした柔らかい食感の豚ロースの旨味が、シャープな磯自慢とマッチしていました。お試しあれ。
磯自慢「純米大吟醸」愛山中取り データ
醸造元 | 磯自慢酒造株式会社(静岡県焼津市) |
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使用米 | 兵庫県特A地区吉川特等希少米愛山40%精米 |
使用酵母 | 自社保存酵母 |
日本酒度 | +3 |
酸度 | 1.25 |
アルコール度 | 16度以上17度未満 |
仕込水 | 大井川伏流水(軟水) |
杜氏 | 多田信男 |
製造年月 | 2018年10月 |
容量 | 720ml |
価格 | 5,292円(税別、遠方は送料の違いあり) |
購入 | MASAさんにお願いしました。 |
磯自慢「純米大吟醸」愛山中取りのYouTube
磯自慢「純米大吟醸」愛山中取りに関するリンク
日本酒ガイド > 静岡県 > 磯自慢(いそじまん)磯自慢酒造株式会社
磯自慢「純米大吟醸」愛山中取りに関するブログ
日本酒感想日誌 > 【327】磯自慢 愛山 中取り 純米大吟醸…
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