昨晩は静岡県の磯自慢酒造株式会社さんが醸す、磯自慢(いそじまん)「純米吟醸」大井川の恵み・薆瞬(かおるとき)をいただきました。
磯自慢は大好きで、筆者の近辺には取り扱いがないものの良く飲んでいる銘柄です。この大井川の恵みも飲んだことがあるはずなんですが、このブログには記載がない。居酒屋さんだったのかなぁ?。なにはともあれ、今回も由紀の酒突撃隊長のMASAさんが入手してきてくれたので飲むことができます。感謝♪
記憶する限りでは、この銘柄も2006年にはあったはずなんですが、オフィシャルサイトのラインナップにも載っていません。愛山や本醸造の一部を除くと、使用米のほとんどが山田錦なので、貴重な五百万石の磯自慢です。
例によって裏ラベルの文言も引用しておきます。
日本の美しい自然、南アルプス間ノ岳(3189m)を源泉とする大井川は約170kmの長い道のりを経て当地に湧きでます。その折紙つきの伏流水と、大井川流域に広がる志太平野で収穫した、五百万石(好適米)を使用し、厳寒の時期に丹精を込めて手造りした純米吟醸酒です。まろやかな吟醸香味をお楽しみ下さい。冷やしたまま御賞味ください。「晻薆(あんあい)…香気」
とあります。PCで変換できないような漢字をあえて使っての薆瞬(かおるとき)、まろやかな吟醸香味。楽しみです。
上立ち香は穏やかながら心地よく、バナナを思わせるように香ります。マスカットや芳香族感も少し混ざる。バランスの取れたいい感じのバナナ香です。
含むと、透明感のある味わいが特徴の磯自慢の中では、まずまずのメリハリのある甘味、酸味のバランス。僅かながらこの酸を感じさせるところは磯自慢らしくないが、今風な感じもして好感が持てる起伏のある旨みです。結構好きかも♪。磯自慢だから?。
もう一度注意深く含む。旨味あるなぁ♪、しみじみと旨みと付き合っていると、このお酒で通したくなります。ぬるめの温泉で半身浴でもしているかのようにリラックスできます。ただ香るだけではないところも、さすがの磯自慢。
さらに飲み進み常温まで温度が上がってくると、旨味の度合いがもう一段あがります。非常に僅かな穀物感。うわぁ、これが好きな人もいるだろうなぁ。しかし、裏ラベルにもあるように、オススメは冷酒までの温度で、旨味とクリア感のバランスを楽しんでほしいお酒でした。旨いっす。
磯自慢(いそじまん)「純米吟醸」大井川の恵み・薆瞬(かおるとき) データ
醸造元 | 磯自慢酒造株式会社(静岡県焼津市) |
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使用米 | 大井川流域五百万石55%精米 |
使用酵母 | NEW-5(自家培養) |
日本酒度 | +5~+7 |
酸度 | 1.2 |
アルコール度 | 15度以上16度未満 |
仕込水 | 大井川伏流水(軟水) |
杜氏 | 多田信男 |
製造年月 | 冷蔵庫取出日:28.9.01 |
容量 | 1.8L |
価格 | 2,850円(税別、遠方は送料の違いあり) |
購入 | MASAさんにお願いしました。 |
磯自慢(いそじまん)「純米吟醸」大井川の恵み・薆瞬(かおるとき)に関するリンク
日本酒ガイド > 静岡県 > 磯自慢(いそじまん)磯自慢酒造株式会社
磯自慢(いそじまん)「純米吟醸」大井川の恵み・薆瞬(かおるとき)に関するブログ
日本酒感想日誌 > 【455】磯自慢 純米吟醸 大井川の恵み 薆瞬 26BY
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