昨晩は石川県の鹿野酒造株式会社さんが醸す、常きげん(じょうきげん)「純米大吟醸」KISS of FIREをいただきました。
正月の富山、石川温泉旅行で、鹿野酒造さんにお邪魔し購入してきたものです。瓶フェチの自分としては、以前より飲んでみたいと思っていた商品ですが、KISS of LEGENDなるさらに磨きのかかった商品まで出ているとは知りませんでした。
試飲もできると言うことで、帰りの運転は由紀さんにお願いし試飲させていただきました。気に入ったのが今回紹介するKISS of FIREです。
常きげんを自宅で飲むのは、実に15年ぶりです。2001年と言うことで、このブログでは常きげんと言う銘柄自体も初登場です。
15年前に飲んだのは、先日復活されることが話題になった能登杜氏四天王の農口尚彦さんが醸した、常きげん(じょうきげん)「大吟醸」斗瓶取りでした。当時は、社名も鹿野酒造合資会社でしたが、株式になっていたんですね。
ラベルには匠の文字をデザイン化したマークがあります。瓶の形状と共にお洒落です。もちろん外見だけでなく、酒質も高く評価され、2005年にはルイ・ヴィトン日本法人のニューイヤーパーティに日本酒で初めて乾杯酒に使われ、2012年にはストックホルムで開かれたノーベル賞受賞ナイトキャップパーティでも使用されました。
同封されていた口上には、
世界に羽ばたく究極の日本酒
若い7人の酒造りマイスターが丹精込め、手造りによって「キスオブファイア」を創りあげました。
酒造好適米山田錦を50%まで磨いて仕込み、3年間じっくりと熟成させ、新感覚の純米大吟醸酒に仕上げました。
飲み心地満点の“熱いくちづけ”・・・。十分にご満足頂ける究極の酒と確信しております。現在世界へも輸出中の人気商品です。
ギフトやプレゼントにも最適です。心より皆々様のご愛顧賜りますことを願っております。
とあります。そうか~試飲の時の滑らかさは3年熟成からなるものだったか。瓶以外に価格に反映されても納得です。
スクリューキャップを開け、いつもの一合お猪口に注ぎます。トクトクといい音がします。無濾過からか?熟成からかはわかりませんが、僅かに黄色い。
上立ち香は、穏やかながら心地よく、梨を思わせるように香ります。しっとりとした上品な香りで、嫌なものは何も含まれていません。この時点で、心ははやる。
含むと、…、…、何ともスムース。あれ?ややもすると、今年の石田屋よりも滑らかかも?と思わせるほど丸い。そしてほんのり甘味が広がる。いいぞぉ~これ!。
もう一度注意深く含む。まるでマシュマロを口中に放り込んだかのように、押すと柔らかく受け止める。ほのかな甘みが少しだけ押し返す。何とも心地よいやり取り。旨いっす。
常きげん(じょうきげん)「純米大吟醸」KISS of FIRE データ
醸造元 | 鹿野酒造株式会社(石川県加賀市) |
---|---|
使用米 | 山田錦50%精米 |
日本酒度 | +3 |
酸度 | 1.5 |
アミノ酸度 | 1.3 |
アルコール度 | 15度 |
仕込水 | 霊峰白山伏流水(軟水) |
杜氏 | 木谷太津男 |
製造年月 | 2016/12 |
容量 | 750ml |
価格 | 4,000円(税別) |
購入 | 鹿野酒造株式会社 |
常きげん(じょうきげん)「純米大吟醸」KISS of FIREに関するリンク
日本酒ガイド > 石川県 > 常きげん(じょうきげん)鹿野酒造株式会社
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