昨晩は愛知県の株式会社萬乗醸造さんが醸す、醸し人九平次(かもしびとくへいじ)「純米大吟醸」human(ヒューマン)をいただきました。
由紀の酒-日本酒談義-のリニューアルに伴い、自宅では飲めていなかった醸し人九平次のラインナップを入手しました。順にブログで紹介していきますが、由紀の酒-日本酒談義-の※株式会社萬乗醸造さんのページも以前より充実させましたので、ご笑覧ください。
human(ヒューマン)の名前の由来はオフィシャルサイトにもありますが、裏ラベルは少し文言が異なるので引用します。
男でも女でもない。ヒューマン。国境・隔たりを越えたい。そんな日本酒になるように、ヒューマン…。
とあります。すべての境界を飛び越えていける日本酒はいかに…。
上立ち香は、非常に穏やかで明確ではありません。スワリングすると少し顔を出してきたような気がするので、開栓後の変化がありそうです。含むと、開栓直後の割にシリーズのなかでは最も酸を感じさせず、すでに心地よい甘味が口中を潤してくれます。おお、わかりやすい旨味だ、以前の別誂を思い出します。
4日後です。上立ち香は心地よくライチを思わせるように香ります。結構いい感じに開いてきました。含むと、優しい甘味に思わずこぼれる笑顔。九平次らしいエレガントな酸も、奥の方で花びらを巻いてくれています。なるほど、これはオフィシャルの方の説明に「軽やかに、高らかに、笑い声が降り注ぐ。そんな純米大吟醸になりました。」とあるように、仲間と飲むと楽しそうです。味わいの方の開栓後の変化は僅かで、骨格の確かさのようなものを感じます。これは温度を上げても楽しそうです。旨いっす。
醸し人九平次(かもしびとくへいじ)「純米大吟醸」human(ヒューマン) データ
醸造元 | 株式会社萬乗醸造(愛知県名古屋市緑区) |
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使用米 | 山田錦45%精米 |
アルコール度 | 16度 |
仕込水 | 愛知と長野の県境、標高1500m山の天然水(軟水) |
杜氏 | 佐藤彰洋 |
製造年月 | 27/09 |
容量 | 720ml |
価格 | 2,625円(税別) |
購入 | 酒のきまた |
醸し人九平次(かもしびとくへいじ)「純米大吟醸」human(ヒューマン)に関するリンク
※日本酒ガイド > 愛知県 > 醸し人九平次(かもしびとくへいじ)株式会社萬乗醸造
株式会社萬乗醸造さんオフィシャルサイト
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