昨晩は福井県の黒龍酒造株式会社さんが醸す、黒龍(こくりゅう)「本醸造」垂れ口をいただきました。
ラインナップが一新されたので、何とかして入手し順に紹介していくシリーズ第十弾です。居酒屋さんでは吟醸垂れ口、通称「ぎんたれ」(現在の純米吟醸垂れ口)を良く飲んでいましたが、この本醸造垂れ口の記憶があまりありません。もしや初めてか?、自宅で飲むのはもちろん初めてです。開栓は1月9日です。
開栓したときは、北海道の友人であるHNぐらすさんに頂いたぽん鱈をこのお酒で漬け込みました。※黒龍酒造さん蔵見学の時に持参したのですが、これもまた旨かった♪。ぐらすさん、ありがとね~。
オフィシャルサイトの説明では…
冷えきった酒蔵の槽口からこんこんと流れる本醸造のうすにごり新酒を生のまま瓶詰いたしました。甘口の新鮮な味わいが特長です。
とあります。黒龍の中でもっともアルコール度数が高い、生酒です。
うっすらと霞がかっているところが、なんとも垂れ口らしいです。上立ち香は、程よく心地よく梨のように香ります。おっ、想定よりも雰囲気の良い吟醸香です。
含むと、ほとばしる濃い甘味が全面に押し出されてきます。綺麗な黒龍のラインナップとしては、珍しい部類に入る濃醇さで厚みもあります。後半は喉の奥で名残惜しそうな余韻。
もう一度注意深く含む。何とも心地よい自分好みの甘味が、先ほどよりも滑りよくするすると入り込んできます。この滑り込みは、高いアルコール度数を忘れさせるが、やはり後半の喉の奥の余韻で濃さを思い出させてくれます。旨いっす。
この日のアテはおでん。このお酒を燗にすることも考えたが、この甘味と濃さの絶妙なバランスは冷酒が好みかなぁ。
黒龍(こくりゅう)「本醸造」垂れ口 データ
醸造元 | 黒龍酒造株式会社(福井県吉田郡永平寺町) |
---|---|
使用米 | 福井県産五百万石65%精米 |
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
日本酒度 | +2 |
酸度 | 1.6 |
アルコール度 | 18度 |
仕込水 | 九頭竜川伏流水(軟水) |
杜氏 | 畑山浩 |
製造年月 | 2015/12上 |
容量 | 720ml |
価格 | 1,150円(税抜き) |
購入 | 酒のきまた |
黒龍(こくりゅう)「本醸造」垂れ口に関するリンク
※黒龍酒造さん蔵見学
日本酒ガイド > 福井県 > 黒龍(こくりゅう)黒龍酒造株式会社
黒龍醸造さんオフィシャルサイト
黒龍(こくりゅう)「本醸造」垂れ口に関するブログ
Street Rod Press > 黒龍酒造 本醸造「垂れ口」(27)
日本酒感想日誌 > 【483】黒龍 垂れ口 本醸造 27BY
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