昨晩は福井県の黒龍酒造株式会社さんが醸す、黒龍(こくりゅう)「大吟醸」特吟をいただきました。ラインナップが一新されたので、順に紹介していくシリーズ第五弾です。リニューアルについてのテーマは、先日アップした、※1黒龍(こくりゅう)「吟醸」吟十八号2015をご一読ください。
この特吟は以前は吟醸ということでしたが、今回から晴れて大吟醸となっています。ラベルに苦い思い出がありますが、今回のラベルは素直にはがれてくれるのか?(笑)。苦い思い出のラベルについては、以前の記事、※2黒龍(こくりゅう)「吟醸」特選に追記しましたので、ご笑覧ください。
裏ラベルには、「爽やかな香りと透んだ喉ごしが料理の味を引き立てる。」とあります。オフィシャルサイトの説明は…
50%に高精米された酒造好適米を低温でゆっくりと丁寧に仕込みました。透き通るようにきらめくクリスタルのような大吟醸酒です。
と書かれています。さて、透き通るようにきらめくクリスタルのような大吟醸酒とは…。
上立ち香は、比較的華やかで、マスカットの様に香ります。開栓直後、香りを持つようなヘッドスペースのグラスではやや揮発感にも感じたが、翌日には落ち着いたよう。含むと、相変わらずの黒龍らしい綺麗な口当たりながら、優雅に流れる九頭竜川と言うよりは、やや上流のイメージで、岩にぶつかりマイナスイオンを発していそうな清流を思いうかべる。
もう一度注意深く含む。二口目ということではやる心が落ち着いたのか?、先ほどよりは幾分ゆったりした流れ。こちらの心を移し取る鏡面のよう。すっきりと抑え目の甘味を堪能させてくれた後は、短めの余韻で切れて行きます。旨いっす。
黒龍(こくりゅう)「大吟醸」特吟 データ
醸造元 | 黒龍酒造株式会社(福井県吉田郡永平寺町) |
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使用米 | 福井県産五百万石50%精米 |
使用酵母 | 蔵内保存酵母 |
日本酒度 | +4 |
酸度 | 1.3 |
アミノ酸度 | 1.1 |
アルコール度 | 15度 |
仕込水 | 九頭竜川伏流水(軟水) |
杜氏 | 畑山浩 |
製造年月 | 2015/05下 |
容量・価格 | 720ml・1,600円(税抜き) |
容量・価格 | 1.8L・3,300円(税抜き) |
購入 | 酒のきまた |
黒龍(こくりゅう)「大吟醸」特吟に関するリンク
由紀の酒 > 日本酒ガイド > 黒龍(こくりゅう)「大吟醸」特吟
黒龍醸造さんオフィシャルサイト
黒龍(こくりゅう)「大吟醸」特吟に関するブログ
※1 黒龍(こくりゅう)「吟醸」吟十八号2015
※2 2005/07/26 黒龍(こくりゅう)「吟醸」特選
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