昨晩は福井県の黒龍酒造株式会社さんが醸す、黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2014をいただきました。ありがたいことに毎年いただけておりますので、その印象の差もお届けできればと思います。
昨年同様、口上が同封されておりましたが内容は変わりませんでしたので、昨年のレポート※黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2013を参照ください。
上立ち香はほのかに白桃のように香ります。昨年よりやや大人しい印象。含むと、丸みのある優しい甘味が好印象ながら、やや淡い。しかし二口目には淡さを想定したからか?もう少し甘味が乗って来る、と言うか誘われる。何とも艶めかしい、妖艶と言う言葉がぴったりきます。
吸い込まれるような、我を忘れそうな妖しさ。これは、妖刀とも言われるような日本刀か!。見る角度によっても違うような、刃の部分の波打つ妖しさは何とも言えません。画像に刃先を入れてしまったが、実は尖ったイメージはなく、むしろ熟成による円み。最高に旨いっす。
出典:日本刀・刀剣販売の葵美術
そんな美しい日本刀ですが、実際に購入も可能なようです。450万円。実物を見てみたいものです。
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2014 データ
醸造元:黒龍酒造株式会社(福井県吉田郡永平寺町)
使用米:兵庫県東条町産(特A地区)山田錦35%精米
使用酵母:蔵内保存酵母
日本酒度:+5
酸度:1.0
アミノ酸度:1.0
アルコール度:15.0~15.9
仕込水:九頭竜川伏流水
杜氏:畑山浩
瓶詰:14/11上
容量:720ml
価格:10,000円(税抜き)
購入・・・酒のきまた
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2018 YouTube
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門に関するリンク
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黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門に関するブログ
黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2020
福井県の黒龍酒造株式会社さんが醸す、黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」二左衛門2020を飲んだ感想。この高貴な青紫の色は、ジュリアンだ。澄んだ空気感までをも写し取るのは、ZEISSのマクロプラナーの仕事。本当に見せたい部分はシャープな描写。後は美しくボケる。
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