
2003年9月に飲んだお酒の紹介です。岐阜県の千代菊株式会社さんが醸す、光琳(こうりん)「大吟醸」翔鶴をいただきました。
自分が住んでいるのは愛知県ですが、木曽川を渡るとすぐそこにある岐阜の蔵ということで、実は一番近い蔵元です。
光琳は十五代目蔵元の坂倉又吉が尾形光琳の作風に惚れこみ、ブランド化したもの。
ラベルもいかにもそれっぽい屏風絵になっているが、調べても出てきませんでした。機械式の瓶に収めされ、いかにもとびっきりのお酒であることを伺わせます。千代菊の最高峰のお酒です。
上立ち香はこっくりとやや熟成を伴うバニラ様の香り。
含むと、綺麗な造りであったことを思わせる細いラインの旨味ながら、熟成からくる丸味にやや老酒の雰囲気混ざる。旨いなぁ~、これはこれで面白いが、新酒に近い生の状態がどんなだったか非常に気になります。
2018/08/22追記
ラベルについて小貝さんにお伺いしたところ、尾形光琳の千羽鶴図香包で、香木を包む絹地の織物に描かれているそうです。
光琳(こうりん)「大吟醸」翔鶴 データ
醸造元 | 千代菊株式会社(岐阜県羽島市) |
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使用米 | 山田錦35%精米 |
日本酒度 | +6 |
酸度 | 1.1 |
アミノ酸度 | 1.0 |
アルコール度 | 15.8度 |
仕込水 | 長良川伏流水(軟水) |
杜氏 | 片野義人 |
製造年月 | H15/09 |
容量 | 720ml |
価格 | 5,000円(税別) |
購入 | 名古屋空港 |
光琳(こうりん)「大吟醸」翔鶴に関するリンク
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