昨晩は新潟県の朝日酒造株式会社さんが醸す、久保田(くぼた)「吟醸」生原酒をいただきました。
この生原酒は、千寿スペックの生原酒バージョンとして2010年にリリースされました。かねてから自宅でじっくり飲んでみたいと思っていましたが、なかなかタイミングが合わず、購入できていませんでした。稲沢市の酒販店、酒商マルタカさんでようやく出会うことが出来ました。
裏ラベルを見て、おや?っと思ったのが1830mlと言う容量。画像でも確認できますが、確かに液面が少し高い。ヘッドスペースを少なくすることで、あまり空気と触れないようにする工夫でしょうか。
オフィシャルサイトの商品説明では…、
しぼりたての生酒ならではの若々しさとスッキリ感、そして、原酒ならではのしっかりとした味わいが特長です。冬だけの限定商品となります。
とあります。原酒ならではのしっかりとした味わい。久保田のスッキリ感を知っている人は、いつか生原酒も味わってみたいと思ったことでしょう。楽しみです。
開栓後二週間が経過しています。いつもの一合蛇の目猪口に八分目ほど注ぎます。色はほとんどなく、綺麗に澄んでいます。
上立ち香は程よく穏やかに、マスカットを思わせるように香ります。後からほんのりバナナも出てきました。嫌みなく香る、いい感じです。
含むと、おお?、程よく膨らむ甘味。厚みがあると言うほどではないが、これまでの久保田のイメージとは異なります。あの久保田が今風のイメージに少し寄せてる。そしてこれまでに感じたことのない、僅かなフレッシュ感。なんかイイ!。
もう一度注意深く含む。ほんのり感じる、芳香族感。これも力強いと言うほどではないものの、のびのびにならないように所々をキュッとしめている。飲み応えのある久保田♪、堪能させていただきました。旨いっす。
夜明け前(よあけまえ)「純米吟醸」しずくどり生一本生酒 データ
醸造元 | 朝日酒造株式会社(新潟県長岡市) |
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使用米 | 麹米、五百万石50%精米、掛米、五百万石55%精米 |
日本酒度 | +5 |
酸度 | 1.4 |
アルコール度 | 19度 |
仕込水 | 宝水(軟水) |
杜氏 | 木曽健太郎 郷正博 |
製造年月 | 2017/01 |
容量 | 1830ml |
価格 | 3,120円(税別) |
購入 | 酒商マルタカ |
久保田(くぼた)「吟醸」生原酒に関するリンク
日本酒ガイド > 新潟県 > 久保田(くぼた)朝日酒造株式会社
久保田(くぼた)「吟醸」生原酒に関するブログ
2005/04/24 ※1.久保田(くぼた)「特別本醸造」千寿
久保田(くぼた)「特別本醸造」千寿
新潟県の朝日酒造株式会社さんが醸す、久保田(くぼた)「特別本醸造」千寿を飲んだ感想。やや線の細い印象ながら綺麗なまとまりを見せつつ、丸みさえ感じるオイリーな口当たり。
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