昨晩は岐阜県の恵那醸造株式会社さんが醸す、鯨波(くじらなみ)「純米」無濾過生R2BYをいただきました。
4月11日(日)に開催した、由紀の酒オンライン日本酒会「鯨波を楽しむ会」の時に、「大吟醸」出品酒と「純米」無濾過生の二本を、蔵元の長瀬さんに無理を言ってお願いいたしました。順に紹介していくシリーズ第二弾は、「純米」無濾過生です。
毎年必ず参加していた「岐阜の地酒に酔う」ですが、このところはコロナ禍で開催されていません。今年も残念ながらないようですが、この「純米」は必ず利かせていただいておりました。安定感のあるお酒と言う印象です。はたして…♪
鯨波(くじらなみ)「純米」無濾過生R2BY レビュー
開栓は4月11日(日)で、約一ヶ月経過しております。いつもの一合蛇の目猪口に八分目ほど注ぎます。まずまず澄んでおり、色も綺麗な緑黄色です。
上立ち香は、非常に穏やかで白桃を思わせるように香ります。ヘッドスペースができてからスワリングすると、マスカットも少し。
含むと、……、四方に広がる旨味。甘味よりも旨味に比重で、抑えめの酸とのバランスも程よい。しみじみと旨味を堪能した後は、ほのかな余韻を残して収束。いい雰囲気です。
もう一度注意深く含む。この背景から浮き出たような四方に広がる旨味。これは俯瞰(ふかん)撮影した曼殊沙華だ。非常に気持ちの良い、意図が明確な描写。背景の酸は気持ちよくボケているが、同様に四方に広がっているのがわかる。このバランス!、旨いっす。
この日合わせたのは、唐揚げ。最近入れ替えたガステーブルにはココットプレートなるものが付いていて、唐揚げを温めなおすと揚げたてのようになってくれます。カリッとジューシーな唐揚げ。なかなかの旨味ですが、鯨波がさらにその器となってくれます。お試しあれ。
鯨波(くじらなみ)「純米」無濾過生R2BY データ
醸造元 | 恵那醸造株式会社(岐阜県中津川市) |
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使用酵母 | 協会1001号酵母 |
使用米 | ひだほまれ60%精米 |
日本酒度 | +3 |
アルコール度 | 17度以上18度未満 |
仕込水 | 裏山(二ツ森山)の湧き水(軟水) |
杜氏 | 長瀬裕彦(南部杜氏、兼蔵元) |
製造年月 | 2021/04 |
容量 | 720ml |
価格 | 1,350円(税別) |
購入 | 恵那醸造株式会社 |
鯨波(くじらなみ)「純米」無濾過生R2BYのYouTube
鯨波(くじらなみ)「純米」無濾過生R2BYに関するリンク
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