昨晩は愛知県の勲碧酒造株式会社さんが醸す、勲碧(くんぺき)「大吟醸」全国新酒鑑評会出品酒をいただきました。
全国新酒鑑評会は、毎年春に酒類総合研究所と日本酒造組合中央会の共催で、新酒を全国的に調査研究することにより、製造技術と酒質の現状及び動向を明らかにし、清酒の品質向上を目的に行われています。
その出品酒とは、一般的に出品する清酒と同一容器で貯蔵されている清酒で、金賞を受賞した時に金賞受賞酒とうたうには、明確にこの条件である必要がある。ってことで高額商品となりますが、入手して自宅でじっくりと飲むにはタイミングも必要なので、この瞬間は最高に幸せだったりします。
裏ラベルには、
全国新酒鑑評会に出品する予定のお酒をそのまま原酒で出荷します。単一タンクのお酒を数量限定で発売。勲碧がこだわり続ける十号酵母の奥行きのある吟醸香と味わいをお楽しみ下さい。結果が出るまでの超限定酒。
とあります。予審が終わったところですね。ゴールデンウィーク明けの結審が楽しみです。
開栓後一週間が経過しています。いつもの一合蛇の目猪口に八分目ほど注ぎます。勲碧の名のような青空のごとく、綺麗に澄んで青冴えしています。
上立ち香は、程よく穏やかにメロンを思わせるように香ります。これまでにいろいろ飲んだ出品酒と比較すると穏やかに感じるというだけで、心地良いふんわりした雰囲気の香りです。
含むと、磨き抜かれた大吟醸らしい美しさのなかに、確実に存在する旨味の個性。綺麗な子が集まりすぎると、結局どれがどの子か判らなくなりそうだが、これなら何とか見つけられそう。後半は流石の速めの引き際。
もう一度注意深く含む。一際光っているわけでもないが、何故かそこに目が行く。お互いに目が合う。照れて一旦目をそらすが、少し後に視線を送ると向こうもまた目を合わせてくる。そしてニッコリ。旨いっす。
勲碧(くんぺき)「大吟醸」全国新酒鑑評会出品酒 データ
醸造元 | 勲碧酒造株式会社(愛知県江南市) |
---|---|
使用米 | 山田錦40%精米 |
使用酵母 | 10号系酵母 |
アルコール度 | 17度 |
仕込水 | 木曽川伏流水(中軟水) |
杜氏 | 村瀬公康(兼蔵元) |
製造年月 | 2017/04 |
容量 | 720ml |
価格 | 3,000円(税別) |
購入 | 勲碧酒造株式会社 |
勲碧(くんぺき)「大吟醸」全国新酒鑑評会出品酒に関するリンク
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