昨晩は愛知県の勲碧酒造株式会社さんが醸す、勲碧(くんぺき)「純米吟醸」原酒手造り氷温熟成をいただきました。
春の勲碧酒造蔵開放の時に、「大吟醸」斗びんどり雫酒、「大吟醸」出品酒、「純米大吟醸」あらばしり、「純米大吟醸」50無濾過生原酒、「純米吟醸」夢吟香無濾過生原酒と6本購入してきましたので、順に紹介していくシリーズ第5弾です。
以前は特定名称が「特別純米」で、ラベルは平仮名の「くんぺき」でしたが、リニューアルして「純米吟醸」となっております。ラベルも統一感が出てきて好感が持てます。スペックはほぼ変わっていないので、価格もそのまま据え置きとなっています。
裏ラベルには、
地下100mより汲み出した自然水を用い少量仕込みで一本ずつ丁寧に醸している蔵元で地元産の酒造好適米を多く使用し、酵母は、10号酵母にこだわり、控えめな香りと、味のある優しい口当たりが特徴です。当蔵の一番人気のお酒です。
とあります。(句読点そのまま記載)。一番人気のお酒とのこと、久しぶりに自宅でじっくりといただきます。
開栓後一週間が経過しています。いつもの一合蛇の目猪口に八分目ほど注ぎます。熟成酒らしく結構黄色く色づいています。
上立ち香は、程よく穏やかにバニラを思わせるように香ります。カラメルや焦げ、ナッツ系の香りは含まれていない、低温熟成酒らしい香りです。
含むと、ミネラル感のあるファーストアタックながら何故か重さは皆無で、後から来る甘味とキュッと締める酸味が心地よい。酸味と言ってもとげとげしさはなく、後半は綺麗にさばけて行きます。
もう一度注意深く含む。ライチ?、梅だろうか?、甘味を伴っているので判別しにくいが、丸みのある旨みが、口中を手前から奥へと順に浸食していく。流れていく光のウエーブのよう。その色は水色のグラデーション。旨いっす。
勲碧(くんぺき)「純米吟醸」原酒手造り氷温熟成 データ
醸造元 | 勲碧酒造株式会社(愛知県江南市) |
---|---|
使用米 | 国産米60%精米 |
使用酵母 | 協会10号酵母 |
日本酒度 | +4 |
酸度 | 1.3 |
アミノ酸度 | 1.6 |
アルコール度 | 17度 |
仕込水 | 木曽川伏流水(中軟水) |
杜氏 | 村瀬公康(兼蔵元) |
製造年月 | 2017/04 |
容量 | 720ml |
価格 | 1,300円(税別) |
購入 | 勲碧酒造株式会社 |
勲碧(くんぺき)「純米吟醸」原酒手造り氷温熟成に関するリンク
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勲碧(くんぺき)「純米吟醸」原酒手造り氷温熟成に関するブログ
2007/08/22 勲碧(くんぺき)「特別純米」手造り氷温熟成原酒
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今回購入したお酒たち
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