昨晩は栃木県の株式会社松井酒造店さんが醸す、松の寿(まつのことぶき)「純米吟醸」山田錦H28BYをいただきました。
由紀の酒-日本酒談義-では、オンライン日本酒会を開催させていただいております。その会のゴールデンウィークスペシャルとして、松の寿の蔵元女将、松井真知子さんにも参加いただけました。オンライン日本酒会に参加いただけた蔵元さんのお酒は積極的に飲むぞ!ってな意気込みですが、このお酒は当然我が家の常備酒。その時も、ちゃんと鎮座しておりました。ただ、ここのところブログでは紹介していなかったので、改めてレビューいたします。
松の寿の純米吟醸で、山田錦としての造りはこの平成28酒造年度までとなっています。
松の寿(まつのことぶき)「純米吟醸」山田錦H28BY レビュー
このロット?に関しては2020年7月に入ってから購入してきたものです。開栓は7月23日(祝)で一週間ほど経過しております。いつもの一合蛇の目猪口に八分目ほど注ぎます。色はほとんどついておらず、綺麗に澄んでいます。
上立ち香は、穏やかながら心地よくメロンを思わせるように香ります。上槽から3年経過していることになりますが、ヘタリのようなものは、まったく感じられません。
含むと、…、酒を飲んでいる事実とは裏腹に、刺激と感じるものがほとんどありません。ほのかぁ~なパステルな甘味、滑らかな口当たりとクリアな喉越し。清らかなイメージは、あの高原山麓自家湧水の超軟水を連想させます。熟成でさらに覚醒したかのような後半の捌け。
もう一度注意深く含む。これは最近のお気に入りレンズ、Carl ZeissのApo Sonnarで撮影したガラスの林檎だ。ガラス越しに見るパステルなランタナの花ももちろん美しいが、その被写体とレンズの間の空気までクリアで美しい。まさにYuki no Sake。旨いっす。
ガラスの林檎 2020-07-23撮影
SONY α7Ⅲ
Carl Zeiss Apo Sonnar 2/135 ZE
f/4、1/10sec 、ISO-100、135mm、+1.3EV、WB-5350K
この日に合わせたのは、タコの唐揚げ。パコっとした食感、想定以上の旨味。この旨味をさらに、イイ感じに旨味の乗った松の寿が引き上げる。お試しあれ。
松の寿(まつのことぶき)「純米吟醸」山田錦H28BY データ
醸造元 | 株式会社松井酒造店(栃木県塩谷郡塩谷町) |
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使用酵母 | 9号系自社ブレンド |
使用米 | 山田錦55%精米 |
日本酒度 | +3.0 |
酸度 | 1.35 |
アルコール度 | 16度 |
仕込水 | 高原山麓自家湧水(超軟水) |
杜氏 | 松井宣貴(下野杜氏) |
製造年月 | 2017/03 |
蔵出年月 | 2020/07 |
容量 | 1.8L |
価格 | 3,400円(税別) |
購入 | 酒のきまた |
松の寿(まつのことぶき)「純米吟醸」山田錦H28BYに関するYouTube
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