昨晩は青森県の八戸酒造株式会社さんが醸す、陸奥八仙(むつはっせん)「特別純米」ひやおろし無濾過原酒H26BYをいただきました。
堀一さんのイベントで記憶に残し、かねてより飲んでみたい銘柄に挙がっていましたが、念願かないました。
オフィシャルサイトの商品紹介では、掛米が「まっしぐら」となっているが、裏ラベルには青森県産華吹雪100%と書かれており、今期から全量華吹雪となったようです。
今年2月に出荷された、このお酒と同等スペックH26BYの「特別純米」生原酒赤ラベルは掛米が「まっしぐら」になっているので、どの段階からかは定かではありません。
華吹雪は青森県産の酒造好適米として、耐冷性・耐病性を備えるべく昭和61年に栽培、昭和63年に登録された。母株に青系79号(おくほまれ)、父株にふ系103号を交配。大粒で千粒重は30.5gあり、玄米たんぱく質含有率は8.5%と並。草型は短稈、早晩性は中生の早。造った酒は香りや味が良く、各蔵で幅広く使われている。
上立ち香は、穏やかながら心地よく梅を思わせるように香ります。この時点で、すでに濃さのようなものを感じる香り♪。含むと、まさに芳醇。好みの甘味の押し出し強く、思わず頬が緩む。比較的わかりやすい甘味で、ふくらみや複雑さがふんだんにあると言うわけではないが、飲んでいて単純に旨い♪と思わせてくれます。このあたりは特別純米とは言え、磨きが55-60と言う事で吟醸並みであることが影響しているのか?。後半はほんのりと余韻も楽しめるが、甘味の強さの割りに早めの引き。このあたりも好印象。
もう一度注意深く含む。じわじわと責めてくる甘味を楽しんでいると、ある情景が思い浮かんできました。園児たちが仲良く手をつなぎ、楽しそうに整列してお行儀良く歩いていく。ね、微笑ましいでしょ?。後半の引き際は、このお行儀の良さでした。旨いっす。
陸奥八仙(むつはっせん)「特別純米」ひやおろし無濾過原酒 データ
醸造元 | 八戸酒造株式会社(青森県八戸市) |
---|---|
使用酵母 | まほろば吟酵母 |
使用米 | 麹米、青森県産華吹雪55%精米、掛米、青森県産華吹雪60%精米 |
日本酒度 | +3 |
酸度 | 1.7 |
アルコール度 | 17度 |
仕込水 | 八戸蟹沢(がんじゃ)の清水(中硬水) |
杜氏 | 伊藤賢一(南部杜氏) |
製造年月 | 2015/08 |
容量 | 720ml |
価格 | 1,500円(税別) |
購入 | 酒泉洞堀一 |
陸奥八仙(むつはっせん)「特別純米」ひやおろし無濾過原酒に関するリンク
日本酒ガイド > 青森県 > 陸奥八仙(むつはっせん)八戸酒造株式会社
陸奥八仙(むつはっせん)「特別純米」ひやおろし無濾過原酒に関するブログ
2016/09/08 「ひやおろし」と秋の味覚
「ひやおろし」と秋の味覚
待ちに待った「ひやおろし」。火入れ技術や冷蔵設備などの進化で、本当に美味しい「ひやおろし」が沢山出てきています。そんな「ひやおろし」と、そろそろ旬を迎える「秋の味覚」の絶妙なマッチングを皆さんも楽しんでみましょう。近所のスーパーに出かけ、秋の味覚を探してみましょう。
コメント