昨晩は群馬県の松屋酒造株式会社さんが醸す、流輝(るか)「純米吟醸」山田錦無ろ過生をいただきました。
由紀の酒-日本酒談義-では、オンライン日本酒会を開催させていただいております。2021年7月11日(日)に流輝の蔵元杜氏、松原さんにも参加いただき、流輝を楽しむ会を開催いたしました。このお酒はその時に用意したもので、他にも※1.昨年度の由紀の酒Best of the yearの「純米大吟醸」モルフォも一緒に入手しております。順に紹介していくシリーズ第一弾!です。
自分の近場では扱っているところを知らないので、蔵元直でお取り寄せいたしました。また、※2.由紀の酒オンライン日本酒会「流輝を楽しむ会」は下部のリンクからご参照ください。
流輝(るか)「純米吟醸」山田錦無ろ過生 レビュー
開栓は7月11日(日)で、約三週間経過しております。いつもの一合蛇の目猪口に八分目ほど注ぎます。色はほとんど付いておらず、綺麗な澄み方をしております。
上立ち香は、穏やかながら心地よく、梨を思わせるように香ります。10号系との記載ですが、実はM310とお聞きしています。その割に穏やかですが、その分自然でいかにも我が家好みの良い香りが出ています。
含むと、…、、おお、綺麗!、先にモルフォを飲んでいなければ、間違えて純米大吟醸の方を開けてしまったかと勘違いしそうな繊細さと綺麗な甘み。酸は主張しない程度の上品さで甘味とのメリハリを見せ、中盤から少しだけ膨らみのお手伝い。膨らむと言ってもノイズは気持ち良く抑えられており、後半は適度な余韻だけ残し、きりりと引き上げていきます。
もう一度注意深く含む。この気持ち良い陰影と余韻のボケ。これは木漏れ日のサンタンカだ。周辺のシャドゥ部分でもノイズが乗ることはなく美しくボケ、スポットの当たる甘味の主題は瑞々しくキラリと光る。旨いっす。
この日合わせたのは、ピリリと辛みを効かせた海鮮鍋。メインは豆腐!。赤海老、アサリ、鶏肉、霜降りヒラタケ、チンゲンサイ、ニラなどの旨味が染み込み最高。ここに流輝がすっきりと筋を通す。お試しあれ。
流輝(るか)「純米吟醸」山田錦無ろ過生 データ
醸造元 | 松屋酒造株式会社(群馬県藤岡市) |
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使用酵母 | 10号系酵母 |
使用米 | 山田錦60%精米 |
日本酒度 | - |
酸度 | - |
アルコール度 | 16度 |
杜氏 | 松原広幸(兼蔵元) |
製造年月 | 2021/07 |
容量 | 720ml |
価格 | 1,400円(税別) |
購入 | 松屋酒造株式会社 |
流輝(るか)「純米吟醸」山田錦無ろ過生 YouTube
※2.由紀の酒オンライン日本酒会「流輝を楽しむ会」
個別のレビューYouTube
流輝(るか)「純米吟醸」山田錦無ろ過生に関するリンク
日本酒ガイド > 群馬県 > 流輝(るか)松屋酒造株式会社
流輝(るか)「純米吟醸」山田錦無ろ過生に関するブログ
※1.昨年度の由紀の酒Best of the year
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