2,500円から4,000円と言うカテゴリーは、「趣味の一つとして、いいお酒を家飲みしたい。」と筆者がもっとも意識している価格帯となります。実際に10,000円を超えるようなお酒には、それだけのものがあるのも事実ですが、そんなお酒ばかり飲むわけにもいきません。とびっきりのお酒を基準に置き、表題の価格帯の中で探し出すことで、ぶれることなく自分好みのラインナップを増やすことができるのではないでしょうか。高額なものとは違って当たり前ですが、遜色はない。そんなコストパフォーマンスの良いお酒が、今回のカテゴリーの上位にランクしているようなので、取り上げてみました。
以前にもこのタイトルで記事をUPしておりますが、WordPress Popular Postsと言うプラグインを利用して自動集計しておりました。サーバーへの負荷が非常に高くなってしまったので、新たに2017年バージョンとして手動で作成しなおしました。
前回の記事は表題の価格帯全ての日本酒を対象としましたが、今回はあまり古い記事は対象から外しました。
日本酒人気ランキング(2,500円~4,000円)
第1位
第2位
結ゆい(むすびゆい)「純米吟醸」山田錦亀口直汲み無濾過生原酒
綿菓子の甘味のように、口中でなくなっていく様が実に面白い。最近飲んだ中ではもっとも甘い部類に入るが、ガス感も手伝ってか?、後半の切れ上がりも見事です。
第3位
第4位
廣戸川(ひろとがわ)「純米大吟醸」夢の香
何なんでしょう?、この違和感のなさ。すでに、そこにいて当たり前のような存在になってます。人肌までの燗でこの馴染みは同様に楽しめるが、冷酒での馴染みが秀逸で引き際も見事。
第5位
第6位
第7位
高千代(たかちよ)「純米大吟醸」中取り無調整生原酒(黒ラベル)
ジュワっときたぁ~。これこれ!、この甘味。香りからのつながりも良く、ギュンっと伸びるように高度を上げていきます。落下地点はやや受けていたようでランは出ず、頬をジンジンさせながら収束。
第8位
からはし「純米吟醸」山田錦
こ、これは!、ダイハツの「コペン」だ!。軽のサイズ感ながら、十分にモータースポーツを堪能でき、同時に電動ルーフ(1801号酵母)でラグジュアリー感に浸れる。しかもこの開放感(爽快感)。
第9位
秀鳳(しゅうほう)「純米大吟醸」出羽燦々磨き三割三分生原酒
押し寄せる甘味、それはまるで放射冷却で明日は寒くなりそうだなぁ、と言うときに見上げた夜空の星の様。こんなに星ってたくさんあったっけ?。こぼれ落ちてきそうな甘味。
第10位
第11位
二兎(にと)「純米吟醸」雄町五十五
このウサギも楽しい♪。雄町と言うことで溶けた甘味を期待すると、何故か辛口を感じ、すっきりとした辛口を期待すると、程よく甘味を感じさせてくれる。アリスの白ウサギを探しているうちに、あべこべの世界に入り込んだようです。しかし結果は、かゆいところに手が届いている♪
第12位
雨後の月(うごのつき)「純米吟醸」山田錦無濾過生原酒
ほんわかした優しい甘みの割りに、後半引き締まって感じるのは、僅かな酸が隠れた仕事をしているかのよう。ペールトーンは、僅かな余韻としてすっと白くなり収束。
第13位
夜明け前(よあけまえ)「純米吟醸」しずくどり生一本生酒
このにじり寄り、茶室に入るときのにじり寄りを市川海老蔵さんがなさったらこんな感じだろうか(自分の妄想)。音はズリズリではなくスルスルで、絹鳴りも聞こえてきそうな美しい振る舞い。ただ綺麗なだけでなく迫力すら感じさせてくれます。
第14位
第15位
羽根屋(はねや)「純米吟醸」煌火(きらび)生原酒
すべる甘味!。テーブルの上をトランプのカードが滑るように…、しかも53枚が扇状に一気に広がります。すべて滑り落ちたかと思いきや、偶然一枚だけテーブルに残ったカードの余韻。どきどきしながら裏返すとハートのエース。
第16位
松の寿(まつのことぶき)「純米吟醸」雄町無濾過生原酒
あまりにも飲みやすい甘味からスルスル飲んでしまうが、後半に綺麗に引き上げていくときに見せる、可愛らしいわずかな酸が思い出させてくれる。口中に爽やかな風を送り込んでくれるのも、この酸の仕事か?。梅の実を思わせる引き際。
第17位
鳳凰美田(ほうおうびでん)「純米吟醸」碧判
いい甘味だぁ。開栓直後よりも確実に、香りも甘味も増幅しています。旨いっす。突然、かにクリームコロッケをタルタルソースで食べたくなりました。あのピクルスの感じがとてつもなく合いそうです。
第18位
黒龍(こくりゅう)「純米吟醸」
冷房を効かせて体の表面が水分を欲しがるのを待つ。肌がさらさらしてきたころ、この燗をいただく。染み込む。旨みの大きさは変わらないものの、冷酒よりもシュンシュンと体が吸収していく。本当に胃まで到達しているのか、疑いたくなるほど。
第19位
第20位
作(ざく)「純米吟醸」雅乃智
何だかまだバレリーナよろしくクルクル回っている。軸がぶれていないので、「おお上手ぅ~パチパチ」なんてやっていると、現実に引き戻され、「え?何だったの今の?」となりもう一口。
日本酒専門店と言われるような居酒屋さんでもないかぎり、飲食店さんが実際に仕入れやすい価格帯もここまでではないでしょうか?。そんな参考にもなると思われますが、まずは居酒屋さんなどで見つけたら飲んでみてください。あなたの好みの日本酒が見つかることを願っております。
おお、ここにランクされているお酒を飲んだら、めっちゃ旨かったわ!。そうそう、このお酒旨かったよね!。ってかたは、他にそんな日本酒を探している人の為に、拡散(はてぶ、リツイート、ぐぐたす、いいね)お願いいたします。
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