昨晩は山梨県の武の井酒造株式会社さんが醸す、青煌(せいこう)「純米吟醸」雄町生原酒をいただきました。
由紀の酒-日本酒談義-では、オンライン日本酒会を開催させていただいております。その会のゴールデンウィークスペシャルとして、青煌の蔵元、清水さんにも参加いただけました。その時は残念ながら用意できなかったのですが、強烈に飲みたくなったので購入してきました。
愛知県一宮市の全国区居酒屋、酒房「よし亭」さんでも何度か飲ませていただいていますし、関東でのイベントでも顔を合わせていたので、まさかこのブログに初登場とは思っておりませんでした。お隣の稲沢市で購入できることは聞いていたので、早速仕入れてきた次第です。
ちなみに画像に付けた英語表記のタイトルはseikoとなっていますが、ブログのタイトルはラベルの表記に倣いsaykohといたしました。
青煌(せいこう)「純米吟醸」雄町生原酒 レビュー
開栓は7月13日で、二日が経過しております。いつもの一合蛇の目猪口に八分目ほど注ぎます。色はほんのり黄色いが、綺麗な澄み方をしております。
上立ち香は、穏やかながら心地よく、ライチを思わせるように香ります。洋梨のようなイメージもあり、バランスの良い香りです。
含むと、…、おお、生原酒の割にメリハリは抑えめ、甘味優勢で酸と絶妙な鈍角で交わる。瑞々しく軽快な雰囲気は瓶やラベルの印象通りで、後半の優しい余韻へと繋がります。全体の上品さは、表記よりも軽いアルコール度数に感じさせます。
もう一度注意深く含む。この気品。これは雨の日のシェイラだ。オリエンタルユリなだけに妖艶さも兼ね備え、雨滴は瑞々しく細部にまで気遣った描写を見せる。旨いっす。
シェイラ(オリエンタルユリ) 2020-07-13撮影
SONY α7Ⅲ
Carl Zeiss Apo-Sonnar 2/135 ZE
f/4、1/160sec、ISO-100、135mm、4800K
この日に合わせたのは、合鴨の燻製。まじかってなくらいにジューシーな肉汁。燻製の香りも心地よく、そこに程よいメリハリの青煌が寄り添う。お試しあれ。
青煌(せいこう)「純米吟醸」雄町生原酒 データ
醸造元 | 武の井酒造株式会社(山梨県北杜市) |
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使用酵母 | つるばら酵母 |
使用米 | 雄町50%精米 |
日本酒度 | +5 |
酸度 | 1.6 |
アルコール度 | 17度 |
杜氏 | 清水 紘一郎(兼蔵元) |
製造年月 | 2020/03 |
容量 | 720ml |
価格 | 1,700円(税別) |
購入 | リカーショップはら |
青煌(せいこう)「純米吟醸」雄町生原酒 YouTube
青煌(せいこう)「純米吟醸」雄町生原酒に関するリンク
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