昨晩は新潟県の逸見酒造株式会社さんが醸す、真稜(しんりょう)「純米吟醸」至(いたる)をいただきました。いつみと読んでしまいそうですが、へんみしゅぞうさんだそうです。
下部のリンクにて紹介しておりますが、自分が良く寄る日本酒ブログでも、ここのところ見るようになってきた銘柄です。調べてみると2015年の正月に「嵐にしやがれ」(元日は嵐旅館開店SP)でV6のリーダー坂本昌行さんが、気に入っているお酒として紹介され、一気に人気が出たようです。
自分としては、新潟でも離島の佐渡島で、どのような酒が造られているのか?が気になっていました。佐渡島のお酒としては、居酒屋さんで北雪や真野鶴を飲んでいますが、自宅でじっくりといただくのはこれが初めてです。
タイトルを付けるにあたって、少し悩みました。銘柄が至(いたる)なのか?、それとも銘柄は真稜(しんりょう)でサブタイトルが至(いたる)なのか?。検索的には真稜(しんりょう)よりも至(いたる)というキーワードの方が検索数は多そうではありますが、ラベルには小さく真稜と書かれていますので、表題のようにしました。間違いがありましたら、どなたか教えていただけると助かります。
もっとも、画像のバックは真稜にしちゃったし、URLもshinryoから書いたので、本文以外はもう直せませんが。。。
オフィシャルサイトの商品紹介には、
酒米「山田錦」を55%まで精白。味と香りを保つため、瓶貯蔵をしています。おだやかな香り、上品な甘さ、そしてきりりとしまる後味が特徴です。
とあります。上品な甘さにきりりとしまる後味…。最高のサジェッションです。
上立ち香は、穏やかながら心地よくメロンのように香ります。火入れのお酒と言うことで、幾分落ち着いているのかもしれませんが、程よい香りと言うことで、食事の邪魔をしない程度の吟醸香で好感が持てます。
含むと、つるりと喉を通る!と言うのが第一印象。想定から逸脱したものは何もなく、程よく甘味、旨みを朴訥に放り込んできます。素晴らしいバランスのまっすぐなお酒です。
もう一度注意深く含む。程よい旨みが、盃を重ねるたびに徐々に浸透してきます。セーブをかけなければ、するする飲み続け、4合瓶を飲み切ってしまいそう。後半は適度に伸びを見せつつも、捻るようにして切れていきます。旨いっす。
個性がないわけではないが素直なお酒だけに、他の派手なお酒と飲み比べてしまうと埋没してしまいそう。本来はこんなお酒こそ、今宵の肴の最高のパートナーとなることでしょうが。
真稜(しんりょう)「純米吟醸」至 データ
醸造元 | 逸見酒造株式会社(新潟県佐渡市) |
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使用米 | 山田錦55%精米 |
日本酒度 | ±0~+2 |
酸度 | 1.4~1.5 |
アルコール度 | 16度 |
杜氏 | 逸見明正(兼蔵元) |
製造年月 | H28/06 |
容量 | 720ml |
価格 | 1,429円(税別) |
購入 | 小島屋酒店 |
真稜(しんりょう)「純米吟醸」至に関するリンク
日本酒ガイド > 新潟県 > 至(いたる)逸見酒造株式会社
真稜(しんりょう)「純米吟醸」至に関するブログ
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