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玉川(たまがわ)「純米吟醸」Ice Breaker(アイスブレーカー)

玉川(たまがわ)「純米吟醸」Ice Breaker(アイスブレーカー)

 昨晩は京都府の木下酒造有限会社さんが醸す、玉川(たまがわ)「純米吟醸」Ice Breaker(アイスブレーカー)無濾過生原酒をいただきました。夏酒のはしりとして有名なお酒で、酒販店さんでは早々に売り切れ続出の人気酒です。

 また英国人杜氏であるフィリップ・ハーパーさんは、先日話題にいやこれからもっと話題になる?、※異色の3人の活躍を描く日本酒ドキュメンタリー「KAMPAI」にも出演していらっしゃいます。後2人は御存じ日本酒伝道師ジョン・ゴントナーさんと、我らが南部美人の蔵元、久慈浩介さんです。完成したと言う映画のDVD、届くのは10月かな?早く見たいっす。

 首にかけてあった口上には…

お酒が入るとリラックスして、つきあいが楽しくなるもの。そんなふうに緊張感をほぐし、座を和ませるものを英語で“ice breaker”と言います。玉川の純米吟醸「アイスブレーカー」は、無ろかの生原酒。ワイングラスに氷を入れ、「アイスブレーカー」を注ぐと、清涼感のある冷気がグラスから立ち昇ります。氷がグラスに触れて奏でる、風鈴のように涼しげな音色。氷が融けるにしたがって、最後まで豊かな変化をみせる香りと風味。「アイスブレーカー」を片手に、気の合う仲間と夏を爽やかにお楽しみください。杜氏フィリップ・ハーパー

 とあります。オフィシャルサイトの説明は…

 Ice Breakerの顔といえば涼しげなペンギン。とにかくロックで旨い。氷の溶け具合にしたがって温度とアルコール度数がエンドレスに変化し、それにともなう味の変化の楽しさもエンドレス。”Ice Breaker”は英語で「場や雰囲気を和らげるもの」の意味。まさに日本酒の役割です。

 と書かれています。さて、エンドレスに変化する味の変化はいかに…。

 いつもの一合お猪口には普通に冷酒、一合グラスにはロックアイスを浮かべて準備しました。まずは冷酒からいただきます。上立ち香は、比較的華やかで、ライチの様に香ります。何となく酸味や甘味をも感じさせるような香り。何故かハードリカーを彷彿させる。含むと、香りと繋がりはあるものの酸味は角を丸められ、旨味が真っ直ぐ入ってきて、両サイドに分かれます。炊いたご飯の甘味を一瞬感じさせたかと思うと、爽やかに引いていきます。なるほど!、この独特の爽やかさは夏酒として絶妙です♪。

 今度はロックを頂く。おお~、すっきり。酸や旨みはボリュームを下げ、ミストを感じさせるような瑞々しい爽やかさは増幅。イイ!。グラスを置き、キーボードをたたいていると、横からピキンと氷が割れる音。これまた何とも涼しげです。仲間と楽しくって言うのももちろん良いが、一人でこんなひと時もいいですね。旨いっす。

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玉川(たまがわ)「純米吟醸」Ice Breaker(アイスブレーカー) データ

醸造元 木下酒造有限会社(京都府丹後市)
使用米 滋賀県産日本晴60%精米
使用酵母 9号酵母
アルコール度 17度以上18度未満
仕込水 裏山から湧く城山の天然水(弱軟水)
杜氏 フィリップ・ハーパー
製造年月 2015/06
容量 720ml
価格 1,069円(税抜き)
購入 酒のきまた

玉川(たまがわ)「純米吟醸」Ice Breaker(アイスブレーカー)に関するリンク

異色の3人の活躍を描く日本酒ドキュメンタリー「KAMPAI」
木下酒造有限会社さんオフィシャルサイト

玉川(たまがわ)「純米吟醸」Ice Breaker(アイスブレーカー)に関するブログ

酔いどれオタクの日本酒感想記 > 玉川 純米吟醸 無濾過生原酒 「Ice Breaker」
酔い人「空太郎」の日本酒探検 > 京都「玉川 純米吟醸 Ice Breaker 無濾過生原酒…
O・No・Re【己〜おのれ】 > 今宵この酒「玉川 Ice Breaker 純米吟醸 無濾過生原酒」

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