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津島屋(つしまや)外伝「純米大吟醸」四十二才の春

津島屋(つしまや)外伝「純米大吟醸」四十二才の春

 昨晩は岐阜県の御代桜醸造株式会社さんが醸す、津島屋(つしまや)外伝「純米大吟醸」四十二才の春をいただきました。

 味わいのある題字は岐阜市生まれ、岐阜県各務原市在住の書家、遠藤泉女さんの作品です。ラベルの題字の横に押してある落款は「泉」だそうです。

裏ラベルには・・・

当家創業時の屋号である「津島屋」は日本酒の未来への更なる挑戦と、酒縁への感謝のこころの象徴です。私、杜氏酒向の年齢を刻む春の新酒は、本年も無事に醸し上げることが出来た慶びに溢れます。

岐阜の地酒で乾杯「津島屋」

 と書かれています。実は昨年と文言が若干違っていますが、皆さん気づかれましたでしょうか?。昨年の文言は下記リンクを参照ください。

 先日岐阜駅前で開催されたイベント「岐阜の地酒で乾杯」では、昨年の由紀の酒Best of the year受賞酒である四十一才とこの四十二才を飲み比べることもできました。

 生酒ということもあって、その後開栓することになるこのお酒の方に対する期待が膨らみました。

 さて、昨年見事に並みいる銘酒の中で自分的ナンバーワンだったお酒を、今年も何とか入手いたしましたのでレビューいたします。

 開栓は二週間前です。いつもの一合蛇の目猪口に八分目ほど注ぎます。綺麗に澄んでおり、色もほとんど着いていません。

 上立ち香は、心地良く華やかに林檎を思わせるように香ります。安定感あるなぁ、何ともバランスの良い程よい香りです。

 含むと、……、鼻に抜ける含み香は、立香と連携しさらに膨らんだよう。そして何と言う美しさ!、気品を感じるほどの綺麗な甘味。後半は余韻も感じていたはずだが、思い返せば一秒もなかったかのように所作良く引き上げていきます。

 もう一度注意深く含む。何というオーラ!。一口飲み終えるたびに眺める瓶からは、ワラワラと後ろの景色を揺らすほどのオーラが見えるようです。紫色を連想させる品のある甘味。酸は抑えめでもこれほどすっきりと切れ上がり、えも言われぬ余韻は刹那に感じられるほど。旨いっす。相当旨いっす。

 この日合わせたのは、ポンジリの塩焼き。ポンジリポン酢。下処理がちょっと面倒ですが、鶏のトロと言われるくらいにジューシーな旨味が最高です。表面がカリッとするまでじっくり焼いた塩焼きや、独特の食感を生かした蒸しポン酢は津島屋と最高の相性でした。フライパンに残った鶏油(チーユ)で焼いた長ネギがまた旨かった♪。お試しあれ。

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津島屋(つしまや)外伝「純米大吟醸」四十二才の春 データ

醸造元 御代桜醸造株式会社(岐阜県美濃加茂市)
使用米 契約栽培山田錦50%精米
アルコール度 16度
仕込水 木曽川伏流水(硬度40・軟水)
杜氏 酒向博昭
製造年月 2018/03
容量 720ml
価格 1,900円(税別)
購入 酒のひろせ

津島屋(つしまや)外伝「純米大吟醸」四十二才の春に関するリンク

日本酒ガイド > 岐阜県 > 津島屋(つしまや)御代桜醸造株式会社

御代桜醸造株式会社さんオフィシャルサイト

津島屋(つしまや)外伝「純米大吟醸」四十二才の春に関するブログ

2017/05/15 津島屋(つしまや)外伝「純米大吟醸」四十一才の春

2017/12/31 由紀の酒 Best of the year 2017

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