昨晩は岐阜県の有限会社渡辺酒造店さんが醸す、W(ダブリュー)「純米大吟醸」赤磐雄町無濾過生原酒をいただきました。
自宅でじっくり飲み比べしたいと思っていた、W(ダブリュー)シリーズ。岐阜市内でも取り扱い店ができたので残りの全てを購入してきました。順に紹介していくシリーズ第三弾、赤磐雄町です。
由紀の酒では特定名称でも検索できるようにするため、便宜上50%精米と言うことで、「純米大吟醸」としていますが、ラベルには「純米」としか書かれていません。使用米が高額な雄町、特に赤磐地区の雄町は出来が良いと評判で、その分価格も高くなるはずですが、一升瓶で税別2,314円とまさに純米価格、破格です。
飲食店でも使いやすい価格帯で、米違いの飲み比べが出来れば、「じゃぁそれも♪」と客単価UP間違いなしです。労力も考えれば、三種類くらいで最初から飲み比べセットなんてのもいいですよね。ラインナップや価格表はW(ダブリュー)有限会社渡辺酒造店を参照ください。
開栓は二週間前です。いつもの一合蛇の目猪口に、八分目ほど注ぎます。無濾過生原酒としては比較的綺麗に澄んでおり、色もほとんどついていません。
上立ち香は、心地よく穏やかに梨を思わせるように香ります。M310酵母としては穏やかながらバランスの良い、雰囲気のある香りが出ています。
含むと、雄町らしい甘味・旨味が広がるも、あくまで大吟醸らしい枠の中。シリーズのなかでは酸もある方だが、一般的には抑えめといった感じで上品です。ラストは勢いよく絞り出したように収束していきます。
もう一度注意深く含む。この穏やかな時の流れはまるで砂時計。3分と言う時間は想像していたよりはやく、ラスト5秒のなくなり方は秀逸。旨いっす。
この日合わせたのは、自家製サバの燻製、納豆、チョレギサラダ、サラダチキン。やっぱりサバの燻製旨い♪。色の付き方や、照りは一宮のよし亭さんほどではないが、雄町の旨味と相まって、エンドレスにいけそうです。お試しあれ。
よし亭さんと言えば、ちょうどこのお酒も開封情報がありました。今なら三種ほど飲み比べできるのかな?。開封情報は山田錦でした。愛山と雄町も間もなくと思われます。
W(ダブリュー)「純米大吟醸」赤磐雄町無濾過生原酒29BY データ
醸造元 | 有限会社渡辺酒造店(岐阜県飛騨市古川町) |
---|---|
使用酵母 | M310 |
使用米 | 赤磐雄町50%精米 |
日本酒度 | +4 |
酸度 | 1.5 |
アミノ酸度 | 0.9 |
粕歩合 | 37.1%(H28BY) |
アルコール度 | 16.9度 |
仕込水 | 瀬戸川伏流水(軟水) |
杜氏 | 岡田喜栄治(南部杜氏) |
製造年月 | H30/05 |
容量 | 1.8L |
価格 | 2,314円(税別) |
購入 | 丸美屋酒店 |
W(ダブリュー)「純米大吟醸」赤磐雄町無濾過生原酒に関するリンク
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