由紀の酒-日本酒談義-管理人が勝手に選ぶ、由紀の酒 Best of the year。2017年に自宅で飲んだお酒の中でもっとも心に残ったお酒を紹介いたします。居酒屋さんや試飲会などで飲んだお酒は含まれません。尚、非売品のようなお酒や殿堂入りしているお酒もノミネートからははずれております。
ノミネートと言う以上、年末の最終選考まで残っていたお酒があります。普段一般公開はしておりませんがブログに掲載したお酒には200点満点の数値があります。高得点だった21本を二部門に分けてまずは紹介いたします。二部門とは、一升瓶換算価格で4,000円くらいまではコストパフォーマンス部門。それ以上はとびっきり部門としております。ただし価格帯がコストパフォーマンス部門でもとびっきり部門はあくまで無差別なので、そちらに入る場合もあります。今回はとびっきり部門7本、コストパフォーマンス部門は14本でした。
由紀の酒 Best of the year 2017 ノミネート(入賞酒)
過去の由紀の酒 Best of the year
発表の前に過去にはどのようなお酒が選ばれているのか?を紹介いたします。まずは殿堂入りしているお酒から…。殿堂入りとは、もはや我が家にとって、なくてはならない存在となったお酒たちです。
由紀の酒 Best of the year殿堂入り
日付 | 殿堂入り | 部門 |
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2004/03/30 | 蓬莱泉(ほうらいせん)「純米大吟醸」空 | とびっきり部門 |
2004/06/01 | 南部美人(なんぶびじん)「純米大吟醸」斗瓶囲い しずく酒 | とびっきり部門 |
2005/01/19 | 黒龍(こくりゅう)「純米大吟醸」石田屋 | とびっきり部門 |
2005/06/28 | 松の寿(まつのことぶき)「純米吟醸」山田錦 | コストパフォーマンス部門 |
2006/05/19 | 開運(かいうん)「大吟醸」波瀬正吉 斗瓶取り無濾過生酒6-ホ | とびっきり部門 |
2007/10/09 | 歓びの泉(よろこびのいずみ)「大吟醸」極至中汲雄町斗瓶選び | とびっきり部門 |
2007/11/14 | 十四代(じゅうよんだい)「特別本醸造」本丸 | 銘柄の全てを殿堂入り |
2007/01/17 | 而今(じこん)「特別純米」九号酵母無濾過生 | コストパフォーマンス部門 |
2015/03/04 | 松の寿(まつのことぶき)「純米吟醸」雄町無濾過生原酒26BY | コストパフォーマンス部門 |
年度別 由紀の酒 Best of the year 金賞
そして、下記が過去の金賞受賞酒です。こうして見直していると、毎年素晴らしいお酒に出会えて嬉しいかぎりです。
由紀の酒 Best of the year 2017 金賞
そして~
発表!勝手に選ぶ!由紀の酒 Best of the year 2017は
とびっきり部門
とびっきり部門としての価格帯は、これまで南部美人の大吟醸純米仕込みが、一升瓶価格5,000円(税別)と最安値でしたが、それを超えました。本来4,000円くらいまではコストパフォーマンス部門なのですが、飲んだ瞬間に完全に「とびっきり」でした。
味わいは上品で香りからのストーリーを感じます。いい酒だなぁ。何か落ち着く。いかにも争いを好まないと言う穏やかな性格が伺える。いつも心に余裕があり、リラックスさせてくれます。
御代桜さんは原料処理においても設備投資がすすみましたので、今後がさらに楽しみです。
コストパフォーマンス部門
21本中、5本も入賞した「結ゆい」。中でもこの「ひやおろし」は絶品でした。結ゆい(むすびゆい)「純米大吟醸」赤磐雄町池田酒店別誂と、夜明け前(よあけまえ)「特別本醸造」辰の吟生酒28BYとで迷いましたが、落ち着いた中でも結ゆいらしい甘味が秀逸でした。
まるで舌が多孔質ガラスろ過材にでもなったかのように、重力をも無視して全方向から甘味を吸い上げる。直後には表面は乾いているかのようにサラッとして収束。
いよいよ年始は日本酒ランキング2017です。日本酒ブログの方ではなく、由紀の酒の方での発表となります。本サイト「由紀の酒」もRSS登録お願いいたします。
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